母子手帳(母子健康手帳)は妊娠中出産中の母子のカルテとして存在するだけでなく、予防接種などの記録や病気になった時期、成長過程など記録することができます。
ご両親だけでなく祖父祖母も情報を共有でき、お孫さんを病院に連れていくときにも母子健康手帳さえあれば安心です。
また、お子さん本人が幼い時期の状況を確実に手に入れることができます。
自治体によっては予防接種手帳が別に発行されるところもあります。
母子健康手帳と同時に妊婦健康診査受診票がもらえます。自治体によって内容に差がありますが、保険が効かない妊婦健診の一定額をサポートしてもらえるありがたい券です。
14回分などの発行券として出される基本の受診票の他、血液検査券が一枚、歯科健康診査券が一枚など細分化した補助券をもらえるところもあり、援助される金額の上限も含め自治体により様々です。
妊婦健康診査受診票は基本再発行できません。紛失しないよう、あらかじめ記名して管理してください。
里帰り出産で自治体が変わる場合には妊娠健康診査受診票は使えませんが、後で申請することによって返金する助成金制度があります。
申請方法や助成金額は自治体によって変わりますので「ご自分の自治体の名前に母子健康手帳」で検索してみてくださいね。
そして病院での領収書や診療明細書を捨てないように気をつけてください。
この制度が最近出来て知らなかったという方もおられます。最新情報を御調べください。
自治体外へ転出する場合 転出先の市区町村に妊娠している旨を届け出てください。母子健康手帳はそのままお使いいただけます。なお、転出後はそこの自治体発行の妊婦健康診査受診票は使用できなくなりますので、転出先の市区町村で新たな受診票の交付を受けてください。
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