つわりの基礎知識と体験談

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つわりで男女がわかる?

日本医師会のHPからの情報ですが、
英医学誌ランセットLancetが、つわり妊娠悪阻で入院した妊婦さんから生まれる赤ちゃんの男女の比率について発表しました。

つわりと胎児の性との関係です。2000年前、ヒポクラテスは、女の子を宿すと母親の顔が青白くなり、男の子を宿すと健康な顔をすると述べていますが、生まれてくる子の性を知りたいと昔から思っていたようです。

妊娠中の症状と胎児の性との関連を調べられてきましたが、今までには結果が出ていませんでした。
1987年から1995年にスウェーデンで出生した1027213名が対象です。このグループの男女比は、51.4対48.6でした。このグループのなかで、重症妊娠悪阻で入院した8186名の子の男女比は、なんと44.3対55.7と女児が多かったのです。
強いつわりのある妊娠は、女の子が多いと報告しています。J.Asklingらの研究です。

とのことです。

約100万人もの調査データから、スウェーデンの妊婦さん中、妊娠悪阻による入院する人の割合が約0.8%だとわかります。(日本での正確な割合を調べているのですが、専門の方でもまちまちの数字で未だに分からずにいます。ご存じの方はぜひ教えてください)

妊娠すると、妊婦の体内の「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」と呼ばれるホルモンの濃度が上昇するのは、ご存じでしょうが、これが現在つわりの原因の主に考えられることが多いようです。そして生まれる子が女の子の場合には、出産時に妊婦にこのホルモンが高いらしいこともいわれていますす。

つまり、つわりが重いと女の子の可能性が高い、という記事なのですが・・・。

この44.3対55.7というのは、100人の妊娠悪阻で入院したお母さんからは約44人が男の子で、56人が女の子ということなのですよね。数値的にみれば差がありますが、私たち一般の人にとっての感心はhCGホルモンとつわりとの関係ではなく妊娠中の赤ちゃんの性別の決定ですから、「44%は男の子」と受け取れるでしょう。

ということは、私達にとっては
「重症の重いつわり、妊娠悪阻については微妙(微妙という表現がいいかどうか分かりませんが)に女の子の赤ちゃんの方が多い傾向があることがわかったが、つわりで男女の性別を決めるほどのものではない。」
という感覚になるのではないでしょうか?

インターネット上でも人の話でも、自分の身の回りの数人のつわりを比べて、つわりで男女の性別を決めようとする方はとても多いように感じます。
きっと生まれてくるのが男の子か女の子か、というのは永遠の楽しみなのでしょうね。
言い伝えにもさまざまな「男女を決める言い伝え」がありますし。

個人的には、(中絶も選択可能な妊娠初期に)つわりによって性別が判別できなくて、本当によかったと心から思っています。実際に妊娠初期に簡単に男女の性別が分かった場合の恐ろしい世界を皆さんも想像できるのではないでしょうか。

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