つわりの基礎知識と体験談

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ウェルニッケ脳症について  

重症のつわり「妊娠悪阻」などでウェルニッケ脳症に注意という言葉を雑誌で読んだりしたことはありませんか?

ウェルニッケ脳症はビタミンB1の欠乏からおき、妊娠悪阻やアルコール中毒症の患者などに見られます。
赤ちゃんがウェルニッケ脳症になるのではなく、お母さんがその対象です。

原因

妊娠中の代謝亢進によるビタミンB1需要に対し、食事が摂取しにくく、さらに入院後に糖質輸液などでビタミンB1の需要が高まり、ビタミンB1欠乏症になること。

症状

眼球運動障害、失調性歩行,意識障害などで、なにより発見が遅いとなかなか治療が難しく後遺症を残すことも多いそうです。

そのため、現在の妊娠悪阻で入院している患者さんには、ビタミンB1が投与されるべきと指示されているそうです。

つわりになった私たちは、「赤ちゃんにもっと栄養のあるものをとりたいのに、こんなに偏った食事でいいのだろうか」と疑問に思っている人が多いと思います。
そのときに、このような話を聞くといっそう不安になる人も多いと思いますが、
妊娠初期の胎児はまだ小さく、悪阻での影響はあまりないとされています。ですので、過剰に心配にならず、「妊娠悪阻が重症になった場合にはウェルニッケ脳症などの危険な症状に陥ることもあるので、つわりで生活が困難になったときは一度病院で相談してみよう」という意識をもつことが大切だと思います。(妊娠悪阻のコーナーもご覧ください)

つわり自体は生理的なことですが、重症のものは母子ともに病院で見てもらうことが大切です。しかし、軽症のつわりでも重症のものでもすべて一緒に判断してしまう人が少なくないので、一人で病院に行くことが困難になった妊娠悪阻(と思われる)の妊婦が自宅で放置されている話をまれに聞くことがあります。
中絶が必要になる重症の妊娠悪阻は昔よりは減っているという文章を見ることがありますが、
もし知人などがそのようなケースにある場合、一度病院にいくよう勧めてみてくださいね。

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