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2007年06月26日
血桜慕情
もやしもん五巻。
今回は通常版でもいいかな、と思って書店に行くと、何故か特装版しか無いのでそちらを買う。
オリゼーくんは、半透明黄色。ストラップがさわやかな青。
「俺らは酒つくってんじゃねェ 生活してるんだ」
うっとり。
鋼鉄神ジーグ効果で血中の永井豪成分が異常値を示し、「あばしり一家」が無性に読みたくなる。通勤路の古本屋に角川文庫版の二巻のみがあったので購入。「精神破壊銃」の途中から、いちばん読みたかった「けんか祭り」まで収録されていた。ラッキーっ! 二年血桜組と聞くと血が騒ぐぜ。昔、歳がまだ一桁だったころ、「直様の敵、一人減らしましたよ」の台詞になにか奇妙なトキメキを覚えたのを思い出す。
で、耐えられなくなって、後日、ネット通販で一巻と、念のために三巻も買う(ちなみに、全五巻)。
「あばしり一家」の「けんか祭り」くらいまでは、紛れもない傑作だと信じております。
その後も面白いけれど、そして理不尽な人死は絶えないけれど、得体の知れない迫力は後退してノリの軽いギャグになるのです。
そんなこんなで、また「ガクエン退屈男」読み返しましょう、そうしましょう。
「ほんとうは たたかいたいから たたかうんだ ころしたいから ころしたんだ」
うっとり。
投稿者 なまこ : 18:09 | コメント (0) | トラックバック | 感想
2007年06月16日
水と金属
コミケ、ネタ出し中。
今週の半ば頃から、スパムフィルタのプラグインをすり抜けるコメントが多発しており、難儀しております。
半角のみのコメント弾くプラグイン入れようと思っておりますが、めんどくさ……時間が取れないので、まあ、そのうちゆっくり。
「蒼穹の昴」の余波で、本棚の奥から宮崎市定「宦官」と「科挙」引っ張り出して読みました。五十年前の本なので、流石にいろいろと古い。浅田次郎、エピソードふくらませるのが上手いなあ。
さすがに、「清末民国初政治論文集」読み返す気にはなりません。ところどころラインが引いてあるのですが、昔の私は本当にこれを読んだのか、記憶が定かでありません。
で、今月のハガレン、ネタバレ行きます。
何か違和感があると思ったら、アームストロング少将が出てきていないんだ。寂しい。
・女に花を上げようとして断られる増田。
・ブラハがプライドで無くて良かったと思う。「タイミングは良い」とつぶやく、ホークアイさんがいじらしい。
・久々に、緊張感の無い兄弟。幾ら化け物でも、水に濡らした肌を金属にくっつけるのは痛い。
・ぷんぷんと怒るアル君が可愛らしい。
・ウィンリィちゃん同行させたのは、本気で、北方司令部がセントラルの配下だと信じていたからなのですね。
・青軍服って、北方の軍服も青だよね。単純に、「国軍」って意味かしら。
・上司を庇おうとするホークアイと幼なじみの戦闘中に現れるウィンリィの行動の違いは、軍人と医者の娘の違いなのかしら。
・スカーさん、後でおっさんやパンダ娘に治癒系錬金術で治して貰えるのに、大人しくウィンリィちゃんの治療受けてるな。
・スカーさんが、お兄さん(だけじゃないけど)の言葉を回想している。復讐鬼でなくなる兆候か。
・スカーの兄がエルリック兄弟の兄のようであったらと思うと短絡直情に歯止めがきかなくなりそうだが、エルリック弟とスカー兄の組み合わせはとても強いと思う。
・「何でウィンリィを見ていなかった」って、兄さん、演技ですか。それとも、本気で自分の責任棚に上げてるだけですか。
・で、兄さん。この引きは、どこまでが芝居で、どこまでが素なんですか。
投稿者 なまこ : 18:54 | コメント (0) | トラックバック | ハガレン
2007年06月10日
花に埋もれて
職場に冷房風入り始めのせいか、ここ一週間ばかり風邪気味で、時々微熱が出る。
だから、家事をさぼって、ねっころがって本を読む。
今更読んだ「蒼穹の昴」浅田次郎
おもしろかった。それ以外に何を言えばいいのか。
もうほとんど忘れているが、大学のゼミが清朝末期だったので、巻末の参考文献一覧を見て懐かしさに震えた。
梁啓超の本名、文秀だったのかと混乱してしまった。
春雲が「李三」みたいな名でないわりに、宿命を負っているわけでもなく、貴子流離譚めいた因縁も無いのが好き。
西太后と李鴻章のあり得ないだろこれわっ!な造形が素敵すぎる。
「ブラフマンの埋葬」小川洋子 感想 ネタバレあり。
とらえどころのない、でも、ひしひしと恐ろしい話。
管理人は彼をかわいがっているが、彼は管理人以外の目には可愛く見えない、むしろ恐ろしい生き物らしい。
碑文彫刻家、レース編み作家、雑貨屋の娘の反応から見るに、猛獣の類なのではないか。
ブラフマン
・一見して何だかわかる動物ではない。
・「可愛い」「愛らしい」と言われる動物ではない。
・頭はスープボール程度、乳児程度の大きさがある。
・肉食、あるいは雑食。牙がある。
・水かきがある。尾が胴より長い。豊かな毛がある。脚が短い。
管理人
・知らない家族の写真を部屋に飾る。
・写真の家族が全員死んでしまっていることを想像する。
・意中の雑貨屋の娘が棺の中で男に抱かれているところを想像する。
・他人と積極的に関わらない。
・仕事は真面目にこなしている。
管理人が愛する二つのものは、水のイメージを帯びている。ブラフマンは泳ぎを好み、管理人の娘は貝殻形の髪留めを付けている。
水は死のイメージを帯びている。しかしそれは、遺族に永遠の生を望まれ、花に埋もれて流されるという、幸福な死だ。
管理人は、ブラフマンを育て、そして、雑貨屋の娘に紹介する。
雑貨屋の娘は、ブラフマンを森に返せと言う。ブラフマンに好意を示されても触ろうとしない。
雑貨屋の娘は、早く着きたいなら、走れば良いと言い、町に行くために車の運転を覚えようとする。
管理人は、早く目的地に着きたいのではなく、歩きたかったのだ、と言う。
管理人は、雑貨屋の娘に土曜日に訪ねてくる男のことを訊ねる。そのとたん、ブラフマンは娘の運転する自動車に轢かれる。
ブラフマンは、編み物作家が編んだレースのおくるみに包まれ、碑文彫刻家が作った棺桶に納れられ、埋葬される。棺にはラベンダーの花も詰められる。
葬式に、土曜日なので、雑貨屋の娘は来ない。
これは、孤独な人間が、家族を作ろうとして失敗する話なのだろうか。
暗い穴を覗いたような読後感。
投稿者 なまこ : 20:42 | コメント (2) | トラックバック | 感想
2007年06月04日
コミケ72
8/19日曜日 西 と 13 a
昨日の早朝に検索につながり、
昨日の昼に当落メールが来て、
今日、郵便が来ました
御本作り、がんばります。