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2008年02月29日
丕緒の鳥
六年半ぶり十二国記新作は、降る雪の音のように静かな話。感無量でございました。
以下ネタバレ注意というかなんというか。感想全然まとまりませんが、覚え書きがてら。
・冒頭。予青七年。これだけで、もう、ね。
・最初、白雉を司る官吏の話かと思いました。すみません。それじゃ「射鳥氏」のはずかないです。白雉を射ってどうする。
・金波宮は筆を束ねたように雲海を貫き、宮殿自体に階層があり、その下の方に棲まう人の話。一般庶民でもない下級官吏からの視点でも、王はこんなに遠いものなのだな。
・たった一言の台詞で、あの無能……元へ、あの存在感。景麒健在。
・そして短く語られる、歴代無能女王遍歴。その前の王も僅か60年。慶の麒麟は歴代無能と決まっているのか。
・いざ卓に向かったら、頭の中が空っぽであることに気付いた恐怖。やらないのと、出来ないのとは全く違うよな。
・投げ入れた梨が林になる、100年以上の時。冬には音も無く雪が降り木々に白く積もり、春には梨の花が咲き木々は白く霞み。
・見たくないのに見てしまう。だから、あんまり見えない方が良いし見えるもの少しでも美しい方がいい……と思ったのかどうかはわからない。市井の普通の庶民の感覚のように見えても、彼女も一般庶民から見ると雲上人であり、百年以上も生きている。
・まるで永遠の学園祭の準備のような雰囲気。長い時をそうやって過ごして、心が沸き立つようなものをと考えている人が消えて。
・「国から女を追放する」というのは、こういうことなのだなあ。僅かな間に職場の半分が居なくなるってのは、怖い。
・丕緒の陶鵲に対する考えの変遷については、深読みするといくらでも深読みできて、どう書いて良いか分からないけれど、周囲は「これだから天才は困る」と思ってるのかもしれない。
・自分の考えだけで作ったものは景麒の名台詞引き出すような代物になってしまったけど、他人の考えを取り入れてみたら、受け止めてもらえました。
って話にも読めるなあ。
・砕けて、生まれて消える、色とりどりの鳥。最後は白。雪のような梨のような。美しい。
・残り2ページで陽子登場。冬至の祭礼だから時間軸で言うと、「風の万里」で玉座にあっても、官吏に相手にされずに何も分からずに焦れていた頃の話「わたしとあなたで」というのは、民とじっくり話をしたいという意味もあるんだろうな。
そして、この後陽子は王宮出奔。和州の乱。本編の続きが読みたい。
・理解者を得たというのとは少し違うような気がするが、僅かな言葉で空っぽだったはずの頭からイメージが湧き出し、白い鳥が消えずに新王の許に飛んでいく。言祝げ。復活。
・久しぶりの十二国記でこのグレード。満足です。でも、新刊が読みたい気持ちが一層深くなりました。このグレードで書いてくれるなら、待てる。待ちたい。待っていいですか。
投稿者 なまこ : 17:19 | コメント (0) | トラックバック | 感想
2008年02月24日
ピクセル。
いつのまにか yomyom6号発売が間近に迫っていますが、みなさんお元気ですか。
私は、もやしもん6巻特装版おまけのオリゼーを抱いて、ぬくぬくしいてます。
コミケ74、オンライン申し込みのサークル情報修正が明後日までなので、サークルカット修正してアップしました。
テンプレートをイラストレータで開くと、ピクセル数が変わってしまうという不幸な事象があるので、イラストレーターデータを一旦フォトショップに変換してからpng化するのです。前回も前々回もその作業をしたはずなのに、今回、そのことをすっかり忘れていて、サイズ違いでアップロード出来ずに焦りました。
なんでずれるのかは謎。調べてもわからないのではなく、分からないまま、調べてもいないのです。余計な情報でも付加されるのでしょうか。真相を知らない限り、いろいろな可能性が思いついて楽しいです。無知の知ってこういうことでしょうか(違う違う)
スペース取れたら、わらちゃん新作。
投稿者 なまこ : 19:13 | コメント (0) | トラックバック | 同人
2008年02月18日
十二国再び
夫が買ってきた石黒 正数「それでも町は廻っている」を読んでいたら、メイド服の主人公がメイド喫茶の客席に寝っころがって、斧冬美の「怪々屍鬼」という本を読んでいたので、
yom yom の公式ページ確認してみたら、更新されてました。
>ちなみに新作のタイトルは「丕緒(ひしょ)の鳥」。
>慶国のお話です。
!
!!!
魔性の子の外伝というのはデマ? 本編の短編?
ってーことは、本編再開もあり得ないことではない?
楽俊は、楽俊は出るの????
天気予報で「タイキガフアンテイニナッテマス」と聞く度に、かの国はあちらだろうか、と、思い出したように社の柱を支える日々でしたが、それももう終わりになるのでしょうか?
yomyom、もちろん、予約しましたとも。あと、一週間と少しっ!
投稿者 なまこ : 16:07 | コメント (0) | トラックバック | 雑
2008年02月12日
こもの の こころ
コミケ、受かったら、新刊は、「わらちやんわ、あたたかい土の中に」(仮題)
そして、今度こそ、ファンタジー小説(異種婚姻譚)書く。
それはさておき、十二国(ってか、魔性の子らいしが 新作短編発表ですよ。踊っていいですかっ!
で、今月のハガレン。「第80話 瞼の父」、ネタバレ注意。
ハガレンというお話、というか、荒川弘という作家にとって、男女も、兄弟も、師弟も、仲間も、ひっとして一宿一飯の縁も、根本は家族なのだという思いが強まった回です。
・まだ生きている。いたぶられつつ。瓶の中で。
・大総統、渋い。素敵。「自分で選んだ」、嗚呼っ!
・険しい顔でふがいない弟を足蹴に。もう一方の弟は、思いがけず縁の薄い父に再会して。
・かまわん、って、ひょっとして、オリヴィエさま、単純な世界に生きていますか? 単純な信念は弟をいたぶ……叱咤するための便宜である、と思っていいですか?
・沢山の、歯をむき出した、人体が、扉の、向こう、に。それは、何に使うための人体ですか?
・アル君、逆玉フラグON? and ON and ON and ON????????????
・兄の不在は続く。作者は、キャラの死を躊躇しないが、意味のない死は厭うと信じる。
・マルコーさん、無事で良かった。
・マルコーさんは演技が下手かもしれないが、他の人は演技ではない気が。
・スカーさん、理屈としては正しいとはいえ、現実問題としてどうよ、な、理屈で、皇女とはいえ小娘に、そんな試練を与えて。やっぱり詰めが甘い人だなあ。
・一行はブリッグズには行かない。
・こもので、こそくで、ちいさくて、しぶとくて。ヨキ、良い味だしてるな。エンヴィー。かんわいいいいいいっん。
・で、ヨキから離れたのは、何故か、なんだか同類として思うところがあったからなのかなっ!
・ヨキとエンヴイーって、同類っ? おおおお、怒濤の癒し系。
・諸悪の根源はフラスコの中に。当座の危険は瓶の中に。
だ~か~ら、早く、続き、読ませろっ! ってっ!
投稿者 なまこ : 20:16 | コメント (0) | トラックバック | ハガレン
2008年02月09日
コミケ74
オンラインで申し込み完了しました。
スペース取れますように。
五月コミティアはまだ悩み中。サークル参加しなくても、一般では行く予定。
明日は、朝から休日出勤だからコミティアに行けない。雪つもらないといいな。
サークル参加の方も一般の方も、御武運を。
投稿者 なまこ : 22:08 | コメント (0) | トラックバック | 同人
2008年02月02日
川浜拓馬の立場
二月になったので、トップ絵更新しました。コミケの申し込みをしなければ。
五月のコミティアは悩み中。二月コミティアは、休出なので不参加。一般でお買い物したかった。
コメントスパムが酷いので、一時的に、コメント不可にしてます。なんとかせねば。
餃子関係のニュースを総合すると、
国慶節の際に農薬で燻蒸した工場で農薬が残留している野菜を使って餃子を作り、中国で包装してから日本で食卓に上がるまでのある時点で包装に穴が開けられ農薬が注入された。
ということでいいのでしょうか。
真相がわからないと恐ろしいです。
父の実家が東北の山の中なので、私も幼いころは何の抵抗もなくイナゴの佃煮を食べていたのですが、今は積極的に食べる気にはなれません。
父が園芸好きなので、子供の頃はお手伝いに毛虫を箸でつまんで瓶に集めたり、ナメクジに塩をかけて観察したり、兄が拾ってきたアリジゴクを庭で飼ったり、カマキリの卵を玄関で孵化させて母を怯えさせたり、海岸の洞窟でフナムシを採って虫かごに入れて家に持って帰ったりしましたが、今でそういう殺生はしていません。
「虫がついている野菜と、農薬がついている野菜のどちらを選ぶか」と聞かれたら、私には程度問題だ、としか答えられません。
昔、虫が出たら、匂いがするほど殺虫剤かけなきゃ気が済まない友達がいたのを思い出します。
人が死ぬほどの大量の農薬が残留した野菜と、表面が見えないほど大量の虫が集った野菜の二択だったら、どちらも選ばず逃げます。
キャベツに青虫やナメクジが居たらつまんで捨てるだけだし、栗を剥いてて、虫が入っていたら特に驚かずにそこだけ避けますが(だって、虫が食ったところは苦いんだもの)、十年ほど前、八百屋でタダで貰ってきた菜っ葉を茹でたら、湯の表面に大量の虫が浮かんできた時は、食べずに捨てました。
まあ、そんなもんです。