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2008年04月12日

炎は何度でも蘇る

聖火リレーから目が離せません。
抗議行動が、見る側にとっては高度なエンターティンメントになってしまうというアンビバレンツ。
手段の目的化の兆候もあることや、対する聖火防衛隊によって聖火ランナーが見えないくらいガードされていることの是非や、それを見る側の思惑はともかく、チベット問題への関心が高まるのは間違いがありません。
あんなに派手に消えても、何度でも蘇る聖なる炎。頑張れ長野(何を?)

非現実の王国で-ヘンリー・ダーガーの謎見てきました。
下手なホラーよりも恐ろしい。人に見せるつもりが全くなかったものが、死の直前に発見され、「見ましたよ」と言われ、あげく、大々的に発表されて解析されてしまう恐怖。
ものを描いたり書いたり作ったりする癖の無い人には、この恐ろしさはわからないかもしれない。

ビッグコミックオリジナル五月増刊号にて「沈夫人の料理人」再開。舞台は時代が変わり1920年代上海。そうか、あの人たち、良いもの食べてるから、ずっと生きているんだ(大間違い)


今月のハガレン。ネタバレ御免。

・機転の利くキメラのおじさんたち。「小さい」と言われても珍しく切れない兄は、成長したのだろうか。←4/13日追記:と思ったら、キメラさんの服のトーンに紛れて、しっかり切れていたのね。流石は、兄。ミジンコの鑑。
・兄のセンスは相変わらず、と言いたいところだが、進化している。リオールの再建に力を貸したりすると良くないと思う。
・いつも車を奪われる可哀相なカップル。
・グリリン大迷走。貪欲故、記憶も手放さない。何人入っているのかしら。
・父は、逆転の錬成陣のことを知っていたのですね。子供達の努力はなんだったのですか。
・新事実「その時が来ていない」。見上げた先には趣味の悪い彫像。
・兄弟は賢者の石ではないような感じだ。だが、まだ断定できないような気がする。
・グリリン、硬化能力健在。
・ちっちゃくなったエンヴィー、死にっぱなしラスト、大迷走グリード、大罪は事実上半減していますか。
・兄弟の心は通じ合っていないのですね。兄のセンスに問題があるからですか。
・早く来月になあれ。

投稿者 なまこ : 19:22 | コメント (1) | トラックバック | ハガレン /感想

2008年04月06日

四月です。

関東平野の南では、散った桜の花びらが、みっしりびっしり隙間無く道路に貼りついて、ひとひとり通れる隙間があっても、きっと隠れてしまうに違いありません。
mixi止めるのはやめました。あいかわらず、質問にはテンプレメールが帰ってきますが、普通に使い続けて、ヤバイと思ったら止めようと思います。

最近読んだ本、感想。

「サウンド・トラック」 古川日出男
 無人島に流れ着き二人だけで暮らしていた子供が救出され、現実世界と折り合いをつける話、かな? と、一瞬でも思った私が馬鹿だった。「折り合いをつける」なんていう生やさしいものではなかったのです。
 歪んだ子育て観に支配される父から弱冠六歳にしてサバイバル技術をたたき込まれた男の子トウタは護るべきものを見いだすと暴走し、くだらない男の枕になる人生に疲れて船から飛び降りた母の道連れになりそこねた四歳の女の子ヒツジコは動きに魅入られ、踊りで世界を手に入れようとする。
トウタは幼くしては小笠原の洞窟に揺れるヒツジコの影に、長じては東京ダンジョンに投影される鴉の為の映像に魅入られ、支配される。最後にレニの性別が明かされ(びっくりした。最後まで性別不明なんだろうなと思っていた)男なんて悲しいものだという感に追い打ちをかける……そうか? 悲しいか? トウタ、滅茶苦茶楽しそうじゃん。一方、ヒツジコはただ踊り続けその力を振るい続ける。
 熱帯の東京。義兄妹の名字は西の地。地上にはジャングル、樹上に鴉、樹間に犬、地下にダンジョン、地上はスコール。イメージの洪水。ああ、うっとり。
 作者、石原都知事が嫌いだろ。ああ、ウィザードリィ初期三部作がプレイしたい。

「それでも町は廻っている」1~4巻 石黒正数
 歩鳥はわけのわからない論理で人事不省に陥った数学教師とどさくさにまぎれて結婚して、その後、さらに混乱した数学教師にゼリーで殴り殺されそうになるといいと思う。
「ネムルバカ」石黒正数
 登場する男どものすがすがしいまでの馬鹿っぷりが素敵。ラスト「毒が入っていたら教えてくれ、答えてくれ」という呼びかけに後輩は「先輩っ!」と叫ぶ。だから、先輩は失踪したのだと思う。二階席(招待券でないっぽいのがいいなあ)から、ステージまで声が届くはずはないとはいえ、インディーズで少しは名が知れていた先輩が完全匿名でデビューしたり、大手レコード会社が総力上げて企画したステージから失踪したりするのが可能な世界なんだから、それもアリだと思う。ひょっとしたら、これは単なるラブストーリーか。
駄サイクル。怖いよ。

 で、「ネムルバカ」につづけて「デトロイト・メタル・シティ」5巻 若杉公徳を読むと、いろいろなことがどうでも良くなります。

ああ、天気がいいなあ。

投稿者 なまこ : 12:38 | トラックバック | 感想