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2009年11月29日

いつか見たような気がする、幸せの国。

コミケの原稿……ええと、まだ、かろうじて11月ですよ。

というわけで、「よつばと!」九巻感想。
今までにも増して事件性が排除された日常話が心地よいです。

・表紙、久々に「空気遠近法」という言葉を思い出した。鮮やかな黄色い傘とレインコート。朧な遠景。
・まず店全体に吸い寄せられて、とーちゃんに誘導されつつちょっとずつ絞り込んで、棚の一番奥で「やあっ」て感じで手を挙げてる個体を「発見」して、ぎゅっとしたらめぇぇぇぇっと挨拶されて「本物のジュラルミンだ」
凄いなあ。
・ジュラルミンが手に入ったら、恵那に怒られてしょげてたことをすっかり忘れているよつば。子供ってそんなだよなあ。
・焼き肉屋で他愛のない会話する大人気ない大人三人と、あまり構われないのを良いことに、勝手に行動しているよつば。ソーセージ手づかみにしてトングで夾み直しているのが素敵。
・よつばとやんだが滅茶苦茶仲良くなってる気がする。
・台所でかあちゃんと会話しつつ自然にお手伝いしている恵那。綾瀬家の娘は本当に躾けがいいなあ。うちにも家事しに来てくれないかなあ。
・部屋の隅で積み木できりんを作る風香の無視されっぷりに受験生の悲哀を感じる。まだ二年だっけ。風香の大学受験の話なんて、作外時間じゃ十年くらい経たないと描かれないよなあ。
・ジュラルミン購入前の論争で、よつばに対する自分の態度に思うところがあったのか、その後一生懸命お姉さんをする恵那が可愛い。末っ子だから、自分もお姉さんになりたかったのかしら。
・「甘い。飴だけに」の台詞に、あさぎの中の確かな浅瀬家の血を感じた。
・熱気球。草滑り。ひたすらはしゃぎ回る子供を眺めつつ、疲れ切った様子の大人三人組。「飴くらい買いますよ」が負け惜しみっぽくて素敵。いくら子供っぽくはしゃいでも既に子供ではない。
・とーちゃんは、綾瀬家にとっては「お隣のよつばちゃんの父」なんだな。だからみんな無警戒。
・おたかいピンクの象を皿に載せたり、余所の家でコーヒーぶちまけたり、焼き肉屋での危なっかしい手つきな、気球からジュラルミン落としたりや、今回も惨事の予感が何度もあったわけですが、修学前の子供が一人で外出したり留守番したりしても安全な街。(一巻の第一話なんて、リアルに考えるとあの回だけで三回くらい命の危険がある)。休日潰して子供の相手してくれる独身の友人。新参の不審な父子家庭の詮索もせずに子供の面倒はみてくれる隣人──しかも異様に躾けがよくそれぞれ別の個性ながらも性格が良い美人三姉妹──ってのがこの話の最大のフィクション部分だから、そこにつっこんだら世界が消滅するわけで。このまま、どこにもない幸せの国が存続しますように。

投稿者 なまこ : 14:58 | コメント (0) | トラックバック | 感想

2009年11月14日

触手全開

気が付けば新型インフルを豚インフルと言わなくなっている今日この頃です。熱はありませんが、風邪気味なので、明日のコミティアはパスします。
参加の方頑張ってください。

そういうことで、ハガレン101話、ネタバレ感想です。
・ガンガン表紙。本編の展開と裏腹な能天気に肉まん喰らうリンとランファンが可愛い。
・本編表紙。アル君っ! 激萌。
・それ以外に主人公兄弟の登場無し。
・バッカニアが笑って逝ったと聞いたオリヴィエ様の反応が将官にして現場指揮者の鑑です。
・いいところで、上空から両生類の粘液。
・ジェルソとザンパノの名前が逆だったら、「ザンパーノが来たよ。ザンパーノが来たよ。」と言えたのに。
・小物は小物らしく見苦しくあがくのがキャラの幸せ。金歯さん、やはり端役だったのね。
・そして医療練丹中華娘。ひとまず助かったか。一応一安心。でも、ジェルソさんが。
・エンヴィー戦経るまでもなく、大佐は目の前で死んだ部下生き返らせるようなタマじゃないと思っていました。読みが甘いか。
・で、生きてるのが当たり前な大総統。でも、ウロボロス目潰れたまま。眼帯無し。そういや「再生しない」ことを知っているのはお父様組と読者のみだったか。
・床からプライド。うぞうぞ触手つき。
・さりげなく美しくシンメトリーに決めポーズで大佐拘束する元大総統候補の動きがお茶目。
・「役に立たないんだから、ひっこんでて下さいっ」て、中尉が元気だったら言うようなシチュエーションかしら。
・父が錬成陣に剣で両腕縫いつけ、金歯の死体(?)掲げて、息子が触手で錬成陣のディテール描いて。人体錬成強制発動って有りかよ????
・これで5人揃ったってことは、そういう話なのよね。瀕死の金歯が自分錬成するわけではあるまい。
・そこはそれとして、触手製錬成陣はオブジェとして美しい。触手好きにはたまらんです。欲しいなあ。
・これで全員揃ったか? マルコーさんは何処。ついでにヨキも。
・で、ついに始まった日蝕。いつまで続くか、日蝕
・次号はまた一ヶ月も先っ! 嗚呼。

投稿者 なまこ : 19:06 | コメント (0) | トラックバック | ハガレン

2009年11月07日

ヘーイ ごきげんはいかが ?

ちょうど三週間前の土曜日、遅めに起きて、洗濯して掃除して、前日に買ったEPSONのプリンタのセッティングをして試し刷りして一段落したので野菜炒め作って食べる前にmixi繋いだらミカバンドコミュに新着の書き込みが在ったので覗いてみたら、加藤和彦が亡くなったという書き込みがソース無しで出ていたのです。それが13時半頃。多分NHKニュースで第一報が流れた直後。慌ててTVつけてネット検索してもこの時点では何の情報も出てこない。「加藤和彦が死んだみたいだ」と喚きながら、おろおろと検索続けて五分ぐらい後に各種ニュースサイトに情報がアップされて自殺だったということを知りました。思わずTwitterに登録したり情報確認しながらご飯食べて、夫に酒買いに行くように頼んで、日の入り前から呑んで、音源聞く気力が出たのは、翌日の午後遅く。 HOT! MENUの「ヘーイ ごきげんはいかが 」が頭の中をぐるぐるします。 ──  I 've never seen you but in a dream ── そして、ミカエラバンドの映画のDVD見ながらまた延々呑んでました。
遺書が公開されてからずっと、暗澹たる思いでおりました。
(各種報道では見事に無視されてる)所謂ヨーロッパ三部作をはじめとするソロの傑作の作詞家であった奥様安井かずみさんがが亡くなってからソロ活動を辞めてしまい、しばらく休眠の体だったものの、21世紀に入ってから、フォークル再結成に始まり、ミカバンド再々結成、加えて和幸やVITAMIN-Qといった新規ユニットでも活動をしており、わたくしとしてはミカエラバンドやVITAMIN-Qに関しては、自分がミカバンドを好きになった頃にやっていた1970年代のブリティッシュサウンドを踏襲する流れであったため、「加藤和彦、もう60だし、好きなことだけやることにしたんだな」と、驚喜し、ライブを見に行き、「またやるみたいだし、楽しみだな~♪」と本当に幸せであったので、意外を通り越して、自分はずっと間違っていたのかとすら思い、ずっと思い悩んでおりました。
高中の追悼演奏に、あまりの高中らしさに泣き、ユキヒロさん一言でいいからなんか言ってくれと心配し、憲司の死の時に続いて今回も日本に居なかった小原の心中慮っても何もわかるはずはありませんが、ブログの前向きなコメントにひとまず安心し、富澤一誠(メッセージフォークシンガー崩れで、社会現象としての音楽という観点から歌詞の分析ばかりしていた評論家でありミカバンドの1stは華麗にスルーした)が憶測だけで偉そうなコメント出すのに激怒し、追悼報道で安井かずみとの死別後の再々婚を罵倒したなかにし礼の正直さに苦笑し、加藤和彦を「食い詰めた昔の一発屋」だと思ってるような各種コメントに嘆息しながら飲み続けておりましたが、香山リカのコメント、大意「鬱病の症状だからしょうがない」を読んで少しだけ救われました。加藤和彦の音楽が無意味だったら、意味のあることなんて殆ど無いと思ってしまいます。でも「意味なんて無いといけなくはない(Sadistic Twist より 奥田民生の歌詞)」のです。
加藤和彦がらみの音源聞くとやめられなくなって飲み過ぎて支障を来すので、あんまり聞いていません。他の音楽は全然聞く気になれません。矢野顕子のDVD届いたのに開封してないや。まあ、そのうち聞けるでしょう。

まあ、そういう感じです。誰にも求められなくても好きなことやろうと思います。冬コミには触手の御本つくります。だいたいは鮹な感じです。

投稿者 なまこ : 17:19 | コメント (0) | トラックバック | ミカ・バンドとか、そのあたり

2009年11月01日

暑い日

今日は、お友達のサークルの手伝いで、コミックシティスパークの売り子をしに、ビッグサイトに行きました。
いっしょに入った人がきちんとなんでもやってくれて、私はぼーっと座っているだけなのに、汗がだらだらと出てきます。熱でもあるのかと思ったら、会場内が、とても暑くなっていたのでした。
熱いのに、真マジンガー本は見つからないのでした。
でも、お友達が、真マジンガー本を作ってくれるという約束をしてくれたような気がするので、幸せです。
信じることの、幸せ。

それとは別に、存在するとは思わなかったジャンルの御本をgetしたので幸せです。
冬コミに向けて、御本作り頑張ろうと思います。

投稿者 なまこ : 19:49 | コメント (0) | トラックバック | 同人