シンの代名詞的必殺技。
B版は斜め上方に蹴りを繰り出しながらカッ飛んで行く。
地面から足が離れて数フレーム間無敵があるが、攻撃発生前に切れてしまう。
また、一見対空技っぽいが普通に空中ガード可能だ。
地上の相手に当てた場合、もしくは空中の相手に生で当てた場合に壁ダウンを誘発できる。
技後空中で動けるのがポイントで、ヒット時は壁コンボを決めるために空中ダッシュから攻撃を出したり、
ガード時は反撃を避けるために空中バックダッシュや空中オーラガードを仕込んだりすることができる。
B獄屠拳をヒットさせることができたら、ヒット時の状況を見て、
どういう行動をとれば壁コンボに持ち込めるか
(その場で攻撃を振る、空中ダッシュ攻撃を振る、キャンセルブーストをかける など)
とっさに判断できるようになっておくと心強い。
D版はフワっとした前方への小ジャンプから同じモーションで蹴りを繰り出す。
発生は遅いが中段判定で、ヒット時は相手が浮くので、屈Cなどから空中コンボに持ち込める。
カウンターヒット時は壁ダウンを誘発する。
6Aと異なりゲージなしでも追撃可能な中段攻撃であるのが強みだが、
反面スキが大きく、キャンセルブーストをかけることもできない。
(ヒットもしくはガードさせてからブーストを使っても推進力が付加されるだけ 瞬間消費は20%)
終わり際を当てるようにすればスキの軽減が可能だが、それでも不利には変わりないのであまり意味はない。
ハイリスクハイリターンなバクチ技と割り切るのがいいと思う。
空中版の獄屠拳。ただし地上版とは大きく性能が異なる。
B版はやはり斜め上方に蹴りを繰り出しながらカッ飛んで行く攻撃だが、
地上版ほど爆発的な瞬発力はなく、また多段技(4ヒット)で壁ダウンを誘発することもない。
ゲージがないときの空中コンボの締めや、グレイブからのコンボの締めに使用する。
一応中段判定なので、めくりB→空中B獄屠 などはかなりガードしづらい連携となるが、
ダメージはショボいし万一ガードされたときのリスクは大きいのでオススメしない……。
(※ただし、蓄積状態の場合などはそれで気絶を誘発できたりするため強力)
D版は地上のD獄屠拳に似た性能。発生が遅いため空中コンボには組み込みにくく、
ヒットさせても着地までが遅い分追撃も入れにくいので、使い道はほぼないと思われる。
斜め上方を大きく引っ掻く技。
発生は遅いが出てしまえば攻撃判定部分に食らい判定がないうえ、
上半身の食らい判定もなくなるので打ち負けることはまずない。飛び道具を跳ね返す性能も持つ。
ヒットさせると星を奪うことができ、カウンターヒット時はグレイブのように相手を打ち上げるが、
エリアルジャンプで追いかけたりはできないので星を二つ奪える以上の意味はない。
地上ヒット時はよろけを誘発するが、通常技からキャンセルでは連続技にならないのでさほど重要ではない。
主にコンボの締めに組み込んできっちり相手の星を奪っておくのが主な使い方。
相手に向かって羽根の形をした飛び道具を放つ。
羽根は相手に触れると相手の気絶値を増加させる性能がある。
ただしこの技だけでは気絶させることはできない。
相手はこの羽根をガードすることははできないが、のけぞりがあるわけでもないので、
強引に突っこんでこられると死ねる。また、他の普通の飛び道具とも相殺しない。
コマンドを入力すると構えてから前方水平方向に一枚投げ、前方斜め下方向に一枚投げ、構えに戻る。
構えの最中にAを追加入力するとさらに羽根をもう一枚投げ、また構えに戻る。
Aを追加入力する限り前方水平方向と斜め下方向に交互に羽根を投げ続けることができる。
ただし投げれば投げるほど一枚あたりの気絶値の蓄積量が減少していく。
構えに戻ったときにEを押せばキャンセルブーストをかけることができる。
構えに戻る前にEを押してしまうと推進力が付加されるだけのブーストになってしまう。
起き攻めとして羽根を2枚だけ投げてからキャンセルブーストで突っ込んで、
どうにか相手のガードを崩して気絶を狙えないかと考えた時期もあったが、無理げ。
いわゆるスライディング。相手の足元に向かってズザー。もちろん下段判定。
発生は決して早いとは言えず、ヒット時遠Dキャンセル以外では連続技にならない。
硬直も長く、発生直後をガードされるとかなり危険。
終わり際を当てるようにしてやっと五分より若干不利程度になる感じ。
白燕を警戒して立ったり暴れたりする相手の足元を払うような使い方がメインになるが、
上記の理由でできればブーストとセットで使うようにしたい。
……そもそもそんなに無理して使う技でもない。
それぞれ前方・後方に大きく宙返りをする。
動作の後半はジャンプ技を出すことができるが、モーション中はガードすることができない。
飛び上がる瞬間に一瞬だけ無敵時間があるが、狙って活用するのは困難なレベル。
必殺技なので当然通常技からキャンセルで出せる。
主に使用するのは前方版で、割り込まれなければ攻めを継続できるのが強み。
大足ヒット時に前方版でキャンセルをかけることでコンボに持ち込むこともできる。
また後方版にブーストをかけると前後の慣性が中和され、フワリと滞空する感じになる。
(ブースト一発では足りないので2・3発掛けることになるが……)
モーション中に左右いずれかの画面端に到達したら、
レバーを画面中央方向に入れることで壁を使った三角飛びができる。
前方版では壁と自キャラの間に敵キャラが入って上手くできないことが多いので、
三角飛びを使っていくとしたら後方版からになるだろう。
南斗千手斬 |
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無数の突きを繰り出しながら前方に突進する。
攻撃位置が高く、しゃがんでいる相手にはヒットしない。
カウンターヒットで壁ダウンを誘発するが、追撃が難しいうえ、
上記の理由で立ち回りで振っていくにはちょっとリスクが高すぎる。
バニ後の壁コンボに組み込むのが一般的な使い方。
追加入力により最初の突進方向とは逆方向に突進する技を繰り出す。
相手がしゃがんでいると最初の突進で相手をすり抜けて逆側に回るので、
それから追加入力を行なうことで相手のガード方向を惑わせられる。
これがヒットすれば星を奪うことができるのだが、やたらと硬直が長く、
ブーストでキャンセルすることもできないので危険が伴う。
壁コンボのレシピ次第では追加入力まできっちり組み込めるものもあるが、
個人的にはあまり安定させられないので狙わないことにしている。
コマンド投げ。ただし発生に4フレーム程度かかるためリバサでは吸えない。
投げ自体の攻撃力が高く、星を奪う性能があり、あまつさえ追撃が可能。
通常技をガードさせてから投げる、いわゆる当て投げはかなり強力な連携で、
投げを暴れやジャンプで回避しようとする相手を刈り取れる選択肢と合わせて
2択を迫っていくのがスタンダードなシンの崩しパターン。
投げ後の追撃に関してはコンボの項で詳しく解説する。
通称ゲイザー。ムックに寄れば発生13フレ、暗転から発生までは2フレ。
出かかりに長い無敵時間を持つため、割り込み技として重宝するが、
ガードされるとかなり大きなスキができてしまう。
発生が遅いため、起き上がりのリバーサル技としては使えない。
スキの少ない技の持続を重ねられた場合、相手のガードが間に合ってしまうからだ。
また、ギリギリ先端しか届かないような間合いで出してしまうと、
途中からガードされてしまうことがあるため注意が必要。
相手のラッシュに晒されている時にオーラゲージ1本を、
ガードキャンセルに使うか雷震掌に使うかはシン使いの永遠の課題。
シンのコンボは星は奪えるがダメージ自体は安いものが多いので、
連続技に組み込んできっちりダメージを取っておくのも大事な使い方。
実は3623+C(1P側時)という短縮コマンドで出すことができる。
コマンド入力の速さが重要な場面では意識して入力するといい。
(究極奥義)南斗千首龍撃 |
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相手に急接近し、無数の突きを叩き込む技。
ボタン押しっぱなしでタメることが可能で、タメ時間に応じて攻撃回数が増加する。(9→最大19)
コマンド入力が完成するとシンが構えを取って紫色のオーラを纏う。
ボタン押しっぱなしでタメた場合、その間シンは構え状態で静止する。
ボタンを離すか最大タメ時間超過で暗転演出が入り、オーラゲージが消費される。
タメを行なわなかった場合は攻撃発生後まで無敵が持続するが、
タメを行なった場合構え中に無敵が切れてしまう。
暗転前に攻撃を受けて潰された場合、オーラゲージは消費しない。
タメ時間に応じて攻撃回数が増加するが、
星奪い効果があるのは最後の一撃だけなので、
空中コンボに組み込むと最後の一撃が当たらなかった場合に星を奪えないことがある。
また、タメなしで出した場合でも雷震掌より発生が遅く、比較するとやや使いにくい。
ただしカウンターヒット時は初撃が触れた時点で2つ星を奪える効果が追加されるので、
最後の一撃と合わせれば合計3つの星を奪うことができる。
また、タメなしでも攻撃力だけを見れば雷震掌よりも痛い。ガードされたら危険なのは同じ。
雷震掌に比較してハイリスクハイリターンな技と言えるが……。
一応、相手のガードゲージを凄まじく削れる性能も持っているのだが、
知ってるヒトなら普通にオーラガードで凌がれるので、
この技でガードを割ろうとはあまり思わないほうがいい。
雷震掌と同様に、1421+C(1P側時)という短縮コマンドで出すことができる。
1に入れたまま小技を刻み、相手のガードキャンセルに反応して繰り出せると、
カウンターで星三つ奪えて大ダメージなのでたいへんオイシい。俺はできない。
入力が完成するとシンがフラフラと後方に向かって歩き出し、
相手に向かって台詞を喋ったあと、演出が入ってそのラウンドは負けとなる。
フェイタルKO扱いになるため、次のラウンドでの北斗七星ゲージは全快する。あればだけど
ただし入力から発生まで余裕で5秒はかかるため、
相手が「わかってる」人じゃないと普通に潰されて終了する。
なお、究極奥義なのでオーラゲージを1本消費する。
千首龍撃とは異なり、入力が完成した瞬間にゲージは消費されてしまうので注意。
CPU戦で確実に演出を見たければ星の数を調整して、
拳王がベラベラ喋ってるときに使えば無事に死ねる。
(一撃必殺奥義)南斗翔鷲屠脚 |
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「なんとこしゅうけんおうぎ!」「何本目に死ぬかな?」でおなじみ、シンの一撃必殺奥義。
ムックに寄れば発生は13フレだが……。(なにしろ千首龍撃の発生が3フレとか書いてある本なので)
2段技になっており、2段目がヒットして初めて一撃が発動する。
ダウン追い打ちであっても2段目が当たりさえすればいい。
一応、1段目にはヒットさせた敵をこちらに引き寄せる効果がある。
一撃必殺奥義全般に言えることだが、先行入力を受け付けていないため、
ボタンを押すタイミングが早すぎるとバニシングストライクに化けてしまう。
しかし、一気に星を複数奪いつつ一撃を決めるコンボなどの場合、
バニシングに化けるかどうかギリギリくらいで入力しないと、
発生が遅いため取り落としてしまうことが多い。安定して決めるために反復練習が必要だ。
(06/06/03)
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