ゲーム用語辞典

[あ行]

◆足 [あし]−−−
格闘ゲームの下段キック攻撃のこと。順に、小足(弱足)・中足・大足(強足)という。 余談だが、カプコンは弱中強で、SNKは小中大だった。最近はそうでもないようだ。 ちなみにパンチ攻撃は「手」とは言わない。

◆当て身 [あてみ]−−−
格闘ゲームにおいて、相手の技(主に打撃)を受け流して反撃する技の総称。 「餓狼伝説」のギース・ハワードの技であった「当て身投げ」が縮まってこう呼ばれるようになった。 特定のコマンドを入力すると一定時間キャラクターが構えポーズを取り、 その間に相手の攻撃を受けると反撃が発生する。しかし本来の意味は打撃技。

◆アルファ電子 [あるふぁでんし]−−−
現ADKのこと。あの会社「スプライツ」以来音沙汰無いナーと思っていたら、実は ネオジオポケット用にソフトを開発していたことが発覚。タイトルは 「めろんちゃん(以下略)」。どうしたADK!

◆イカサマー [いかさまー]−−−
「ストリートファイター2」で、ガイルに向かって飛びこんだとき、 しゃがんでいない状態から突然サマーソルトキックを出されること。 本来下溜めというコマンドを無視していることから、CPUキャラクタが溜めを 無視して必殺技を出してくること全般を指す。

◆1レボ [いちれぼ]−−−
通貨単位。1レボ=200円。最近では100円の所もちらほら。他、地域によっては 「1オドリー」などとも言うらしいが、「1ポップン」「1マニア」「1フリーク」とは言わない模様。

◆牛 [うし]−−−
「ファイターズヒストリーダイナマイト」で、1ラウンドも落とさずに最後まで進むと、 隠しキャラとして牛と戦う。何故牛?という疑問が頭を掠めるが、 デコが牛好きなのは「空手道」からなので、気にしてはいけない。

◆OMG [おーえむじー]−−−
「オペレーション・ムーンゲート」の略。「電脳戦機バーチャロン」のこと。 ムーン・ゲートと名づけられた遺跡を攻略することが「電脳戦機バーチャロン」の ストーリーだった。

◆黄金の右足 [おうごんのみぎあし]−−−
DDRにおいて、利き足である右足で左以外のパネルを全て踏んでしまう人のことを指す。 発売当初は山のようにいたが、最近は減ったようだ。こういうタイプのスコアラーのプレイは 安定感抜群でなんか凄い。

◆面白い [おもしろい]−−−
そのままの意味ではなく、「厳しい」「不可解な」という意味で用いる。
例)「一人目のCPUの癖に面白い連続技を・・・」

◆オラタン [おらたん]−−−
「電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム」の略。単に「バーチャロン」というと 前作と区別がつかないのでこう呼ぶ。同様の理由で、前作を「OMG」と呼ぶ人もいる。

[か行]

◆解説君 [かいせつくん]−−−
ギャラリーの一種。基本的にゲームに詳しくない連れとセットで行動する。 プレイ中、後ろでその連れに向かって薀蓄をたれつづける人のこと。 プレイヤーにとっては先刻承知な事が多く、かなり邪魔な存在。 自身の腕はたいしたこと無いことも多い。

◆かこん [かこん]−−−
ブロッキングに成功した時の音を表現する。相手のミエミエの攻撃を 「かこん」と言いながらブロッキングすると非常に屈辱的である。

◆ガンブレード [がんぶれーど]−−−
FF8と思った人、失格。NYと思った人、合格。カッコイイBGMは必聴。 だがいかんせん難易度が高すぎた。

◆逆ヨガ [ぎゃくよが]−−−
通常、前から下を回して後ろまで入れる格闘ゲームのコマンドを指すが、 ゲームを知らない友人にこの単語を使ったら突然笑われた。冷静に考えると不可解な言葉だ。 逆ヨガってどんなヨガやねん。

◆削り殺し [けずりごろし]−−−
ガードしても若干体力を減らされる技をガードさせられてKOされること。 コレでKOすることを良しとしない人もいる。勿論逆も。

◆硬直 [こうちょく]−−−
ゲーム中のキャラクターがプレイヤーの操作を受けつけなくなっている状態のこと。 主に格闘ゲームで使用する用語。攻撃をガードしたとき、食らったとき、からぶったときなど。

◆誤植 [ごしょく]−−−
@写植の打ち間違い。
Aゲーメスト名物。ウラジ、飛びこんで大ピンチ、しゃがみ大パンツ、欧り合い、ダンシングPT、 天草システムなど代表だけを挙げても数え切れない。しかし、ファミ通がエリアルレイ○と いうとんでもない誤植をしたとき、誰も突っ込まなかったのは何故だろう。

[さ行]

◆スーパーコンボ [すーぱーこんぼ]−−−
カプコン系格闘ゲームで、ゲージを使って行使する強力な必殺技をひっくるめてこう呼ぶことがある。 ホントは「スーパーアーツ」とか「ハイパーコンボ」とか微妙に違うのだが。

◆垂直落下 [すいちょくらっか]−−−
「悪魔城ドラキュラ」で、床から落ちるときストーンと垂直に落ちることを示す。 他にも「魔界村」など。

◆空かし投げ [すかしなげ]−−−
格闘ゲームにおいて、相手に向かってジャンプし、そのまま技を出さずに、あるいは、 相手に当たらないように技を出し、相手がガード体勢を取っているところに ガード不能であることの多い投げを仕掛ける戦法。

[た行]

◆大道芸 [だいどうげい]−−−
実用的でなく且つ見ていて面白いだけのテクニックのこと。

◆抱き合わせ [だきあわせ]−−−
売れ筋のソフトと売れないソフトをセット販売すること。 最近はあまり見ないが、そう言えば「ヴァンパイアセイヴァー」と「バトルサーキット」は 抱き合わせだったとかそうでないとか。

◆堕落天使 [だらくてんし]−−−
いまやシューティングより麻雀で名をはせるメーカー、彩京の製作した格闘ゲーム。 グラフィックの描き込みはすばらしく美麗で、センスも良い具合だったが、 面白くないという致命的な欠点があった。ちなみに、彩京は過去に「バトルクロード」 という、あらゆる意味でキれた格闘ゲームを発表している。・・・教訓は活かせなかったらしい。

◆弾幕 [だんまく]−−−
シューティングゲームにおいて、雨あられと敵弾が降ってくる様を示す。 しかし抜けられない弾幕は存在しない・・・と、思う。

◆チェーンコンボ [ちぇーんこんぼ]−−−
ボタンをタイミングよく押すことで、前の技をキャンセルして次の技を出せるシステム。 採用されたのはカプコン「ヴァンパイア」からだが、チェーンコンボと呼ばれるようになったのは 「ヴァンパイアハンター」から。「ヴァンパイア」時代は目押しコンボ と呼ばれていたが、現在その言葉は別の用途に用いられることが多い。 「ターゲットコンボ」「ゼロコンボ」「コンビネーションアーツ」などゲームによって呼び方の違うシステムなのだが、 内容が同じようなモンなのでみんなチェーンと呼ぶ。

◆中段攻撃 [ちゅうだんこうげき]−−−
2D格闘ゲームにおいて、しゃがみガードできない攻撃のことを指す。

◆ちゅーだーん [ちゅーだーん]−−−
「わくわく7」に登場するキャラクタ、牧原アリーナの伝説的台詞。 このゲームではボタン同時押しで中段攻撃が出せるのだが、 その時の掛け声がコレ。誰もが絶句したであろう。

◆超反応 [ちょうはんのう]−−−
CPUに胡散臭い対応をされる事。あらゆる飛びこみを対空技で返されたり、 小技で牽制した瞬間に無敵技を合わされたり、出す技がことごとくブロッキングされたり。

◆辻斬り [つじぎり]−−−
@「電脳戦機バーチャロン」において、アファームドがトンファー攻撃を仕掛けた際、 相手を正面に捉えきれずに、殴った後通りすぎて行く様を言う。カッコイイけど 狙って出すのは難しい。
Aオラタンにおける、ダッシュ近接攻撃の総称。

◆ドラグーンマイト [どらぐーんまいと]−−−
コナミはジャレコを訴えたようだが、多分過去にこういうゲームを作ったことは忘れてるんだろう。 開き直るジャレコも凄いが。内容は何処かで見たようなチームバトル。友人間で 「史上最凶難易度」ゲームと認定されている。

[な行]

◆ナスカ [なすか]−−−
ドットの芸術「メタルスラッグ」シリーズの開発元。ほか、ネオジオで ゴルフゲームも出しているが、こちらのドットの打ちっぷりも渋いので ぜひ一度は見て欲しい。

◆2面ボス最強説 [にめんぼすさいきょうせつ]−−−
カプコンのベルトスクロール型アクションゲームには、2面ボスが最強というジンクスがある。 筆頭は勿論ファイナルファイトのソドムで、2回斬られると死ぬという脅威の攻撃力は まさに初心者キラーだった。投げには弱いが打撃には滅法強く、パンチはめでも 倒すのは一苦労であった。

[は行]

◆灰サターン [はいさたーん]−−−
言った本人は灰色の旧型サターンのことを言っているのだが、 どうやら一般的には違うものを指してしまうらしい。

◆パルスター [ぱるすたー]−−−
R−TYPEって呼ぶな。

◆パンチはめ [ぱんちはめ]−−−
「ファイナルファイト」において、2回殴ったら逆を向いて1回空振り、すぐさま振り向いて 殴り直すことで敵をダウンさせずに死ぬまで殴ることが出来るテクニック。「ストリートファイターZERO3」 のコーディが使うスーパーコンボ「ファイナルデストラクション」は このテクニックが元になっているが、2回殴った後振り返るだけで空振りはしないので 実はまがい物。

◆ぴかーん [ぴかーん]−−−
最近の格闘ゲームでは、特定の必殺技を発動させると何かエフェクトが入ることが多く、 そう言った類の技をこう表現する。私の友人はめくりアッパー昇龍を「ドカガンしょーりゅー」 と表現し、小足二発から烈破は「ぴちぴちぴかーん」と表現する。

◆人質は白 [ひとじちはしろ]−−−
ガンシューティングゲームで、撃ってはいけないキャラクタはたいてい白い服を着ていたことから この言葉が出来た。「バーチャコップ」、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」然り、 もちろん「デスクリムゾン」もである。

◆ブロッキング [ぶろっきんぐ]−−−
「ストリートファイター3」に搭載されているシステムで、相手の攻撃がヒットする瞬間に 上段攻撃ならレバー前、下段攻撃ならレバー下に入れることで、相手の攻撃を受けとめ、 相手に隙を作ることが出来る。このシステムの存在により、このゲームでは「空かし投げ」「削り殺し」など、一部の人間が嫌う戦法も 完全に容認される。なお、ブロック崩しゲーム「ぶろっけん」とは無関係。

◆ボム [ぼむ]−−−
シューティングゲームにおける緊急回避手段を総じてボムと言う。爆弾でなくてもボムと言う。 ボンバーということもあるがbomberはボマーと発音するので注意。その点で「マッスルボマー」は 正しいゲームだった。

[ま行]

◆ムキャ [むきゃ]−−−
ドリームキャストの略。他に「ドキャ」なども。

◆目押しコンボ [めおしこんぼ]−−−
格闘ゲームで、攻撃を当て相手がのけぞっているとき、こちらの硬直が解けたと同時に 発生の早い技を出すことで、連続技にすること。チェーンとは少し違うので注意。 最初に見られたのは「餓狼伝説SPECIAL」。コレを狙うことでマニアックな連続技の出来るゲームは多い。

◆めくり [めくり]−−−
格闘ゲームで相手の頭上を飛び越えるようにジャンプ攻撃を仕掛けることをこう言う。 瞬間的にガード方向が逆になるため、ガードのしづらい攻撃となる。

◆メソ [めそ]−−−
メタルギア・ソリッドの略。元ネタは勿論アレ。

◆メニア [めにあ]−−−
「ビートマニア」の俗称。動詞にも活用されることがある。
例)「メニる」

[や行]

◆ヤマノウの剣 [やまのうのけん]−−−
「D&Dシャドーオーバーミスタラ」において、ゲーム中最強の武器「伝説の剣(ソードオブレジェンド)」は、 その時点でのスコアランキング1位のキャラクタの名前を冠する。デフォルトでのトップは「ヤマノウ」という ファイターであるため、一日一回は「ヤマノウの剣」という単語を拝むことになる。

[ら行]

◆龍虎の拳 [りゅうこのけん]−−−
龍とはリョウのこと。虎とはロバートのこと。リョウが撃つのは虎煌拳。ロバートが撃つのは龍撃拳。あれ?

◆レイヴレイ子 [れいう"れいこ]−−−
「レイヴレーサー」のOPデモの登場する女性キャラクターの通称。 ナムコも気にしていたのか、PS「レイジレーサー」「R4」に登場するキャラクターには 「永瀬麗子」という名前がついている。ついてなかったら「レイジレイ子」と呼ばれていたのだろうか。

[わ行]

◆技之運転 [わざのうんてん]−−−
「テクノドライブ」のタイトルの脇に書いてある言葉。どうやら「テク ノ ドライブ」と 読ませたいらしい。ちなみに、このゲームは「運転技術革命兵器」であり、ゲーム終了時に 「運転技術革命指導書」が発行される。また、「コインいっこ入れる」「比類無きテクのドライバーたち」 など、何かに毒されているように見受けられる。


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