Little Stone


共通罰則歌その13。
出典は「まじかるアンティーク」らしいですが、
本当に名前以外には髪の赤い女が出てくることくらいしか知りません。
まあ、歌詞の方ドウゾ。  


君が僕の事好きなくらい 僕も好きだから
涙よりも 笑顔こぼしていよう

君に会うといつも喧嘩ばかりで
お互いに意地を張るの やめにしようよ

寒い夜にはじめて手を繋いだ
あの頃を思い出して 胸が震えた

3年付き合う信頼関係なのに
そう君の気持ちを わかっているつもりで見過ごした

君が僕の事好きなくらい 君が好きなのに
優しくせずに甘えていたね

同じポケットに愛の種
詰め込んで 暖めあおう

素敵な恋 二人で咲かせよう



こういう普通の歌の存在は水中における酸素のように貴重な存在です。
「恋愛CHU!」もそうでしたが、18禁ゲームのテーマソングにもかかわらず
18禁フレーズは登場しない、いたって普通のラブソングになっておりますです。ハイ。

ボーカルの方のちょいハスキーめのボイスが胸に心地よいですね。

まあ「普通の」つっても「普通のアニソン」つう事ですが。

その10「勇気の神様」が交際前の様子を歌ったものだとすると、
こちらは交際を始めて暫く経った頃の様子、といったところでしょうか。
最初のうちは問題なく付き合っていた二人も、
長く付き合っていくうち細かく小さな齟齬が無数に生まれ、
偶に言い争ったりもしたけれど、その度結びつきは強固になっていく。
そんな様子を描いた歌なのでしょう。

はい、言ってて顔から火が出ますね。(w;

>君が僕の事好きなくらい 君が好きなのに
>優しくせずに甘えていたね

この歌の中で、一番心の残ったフレーズはこの部分でした。
「優しくせず甘えていたね」とは文字通りの意味ではなく、
我侭な自分の意見を相手に許容して貰っていたということなのでしょう。
「君が僕の事好きなくらい 君が好きなのに」自分は譲歩する事をしなかった。
それに気がついた今、彼(彼女)は相方との絆の深さを確認するわけです。
短い中に大きなストーリーが含まれている良い詞だと思います。

……なんで普通に批評してるんだろう。まあ、いいか。

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