ゼロから始めるトリガー

◆操作方法◆

アウトトリガーの操作はレバーとトラックボール、それからひとつのボタンを使用する。
レバーでプレイヤーキャラクタを操作し、レバーの上部についているボタンを押すことで
キャラクターはロケットランチャー>マシンガン>手榴弾と武器を持ちかえる。
レバーについているトリガーを引くことで装備している武器で攻撃をする。
トラックボール(アイボール)は視点変更に用いる。
ボールを回すことで上下左右前後すべての角度に向くことが出来る。
レバーとボタンの間にあるボタンがジャンプボタンだ。
押すことでキャラクターがジャンプするが、滞空中はダメージが1.5倍になる。注意すべし。

レバーは向いている方向に対して上下左右斜めの8方向に移動する。
最初のうちはアイボールと組み合わせて使うことに戸惑いを覚えることと思うが、
そのうち慣れる。気にするな。


◆コインいっこ入れる◆

コインを入れるとまずはモード選択になる。
(他プレイヤーが居れば。居なければ一人用モードになる)
しかし、なるべくなら対人戦を行って欲しい。対人戦でこそのアウトトリガーだからだ。
とはいえ、始めのうちはタイマンは避けたい。(2人台でしか置いていないのならば仕方がないが)
タイマンはテクニックの差がそのまま結果に現れるからだ。(面白くないわけではない)
3人以上の対戦であれば相手は自分だけを狙うことが無くなる。初心者もある程度楽しむことが出来るだろう。
以後の説明も対人戦を中心に説明する。

次はプレイヤーキャラクタを選択する。選択可能なキャラクタは4人だ。
各々について簡単な解説をしておこう。

[ジェイ・アラガキ(アラン・シエル)]
標準的性能キャラ。以下の説明はこのキャラを基準に行う。アランとジェイはコンパチキャラである。
趣味で好きなほうを選ぶべし。

[リナ・ミヤギ]
キャラクタの中でもっとも素早い。手榴弾はモーションセンサーの設置型で壁や天井に張りつく。
何者かが近づくと爆発する。もちろん自分でも。ロケットランチャーの判定が若干小さい。
マシンガンはジェイらと同じ性能だが装弾数がリナの方が多い。

[タロン・グラント]
ロケットランチャーの弾速が速く、攻撃力も高いが射出間隔が長い。
手榴弾は特殊で、直撃させた相手の動きを遅くする。すぐにランチャーに持ち替えて追撃を狙う。
その代わり直撃ダメージは全キャラの中で最も低い。また、タロンの手榴弾はランチャーなどで破壊することが出来ない。
マシンガンは全キャラの中でもっとも装弾数が少なく射出間隔も長いが、攻撃力が高く、
また壁で跳ね返る特性を持つ。

キャラを選んだら、次は操作方法の決定である。
ノーマルコントロールとテクニカルコントロールが選択できるが。
ここでは最初からテクニカルコントロールを推奨する。
具体的にはノーマルコントロールは攻撃力が下がる代わりに、
ある程度の自動照準機能と、視界の補正機能が働くようになる。
自動照準はともかく視界補正が厄介で、これは視界が上下にずれると水平に補正してくれると言うもの。
つまり上や下を向くとだんだん水平に戻っていくと言うことで、非常に操作しづらい。
というわけでテクニカルコントロールを推奨だ。

テクニカルコントロールを選ぶと、次はアイボールの感度を選択する。
もちろん速ければ速いほど振り向くスピードが上がるわけだから実践的であるが、
早すぎて微調整できないようでは話にならない。
自分に可能な限りの最速のスピードを選択しよう。とは言うものの人それぞれではある。

次は名前の入力だ。何でも好きなものを3文字まで入れ給え。
笑いに走るのも可だ。

最後に、対人戦であればステージ選択に移る。
上級ステージかオールドキャッスルを選ぶのが基本だ。
初級ステージはギミックが少なくテクニックの駆使しどころが少ないので、
他のプレイヤーに嫌われることがあるかもしれないぞ。(無責任)
最初のうちは、ひとつのステージだけを徹底的に練習すると効果的だ。
オールドキャッスルがやはり一番人気なようなのでそこで練習すると良いだろう。


◆なさけ むよう◆

ステージを決定すれば対戦の開始である。このとき、他の台とリンクしている最中に
ルール説明がなされるのでそれについて説明しておこう。

まず、敵を倒す。どの武器を使っても良いから倒す。これで1ポイント取得。
次に敵を倒すとメダルが出現する。1位のキャラを倒したなら金、そうでないキャラは銀色の物が出現。
これを取得すると金なら2、銀なら1ポイント取得である。
それから自爆。目の前の壁にランチャーを撃ったり、自分の手榴弾の爆風で倒された場合。
これは−2ポイントとなる。しかし最初のうちは気にせずがんがん撃ったり投げたりするほうが良い。
規定時間終了時にポイントの一番高かったプレイヤーが勝利である。

以上。また、1位を倒しても銀メダルが出る「ノーハンデモード」というのがある。
対戦開始時に参加プレイヤー全員がスタートボタンを押しているとこのモードのなるのだが、
慣れないうちはこのモードでプレイすると大差をつけられて何も面白くなくなることと思う。
はじめはノーマルモードでプレイしよう。なおノーマルモードでは点差により攻撃力に補正がかかる。
だいたいトップと10点ほど差がついているとただのランチャーが即死級の威力を持つようになる。
弱いうちは最大限利用してやろう(笑)。

さて、戦闘開始である。戦闘が始まるとスタートボタンは視点変更機能を持つようになる。
視点は主観と背後の二つで、デフォルトでは背後視点である。
主観は視界が安定して狙いをつけやすくなるが、反面狭くなるため、とっさの攻撃などに反応できない恐れがある。
一方背後視点はキャラクターの周囲を確認しやすいが、主観より敵までの距離が遠く狙いづらい。
どちらも一長一短でありどちらが優れていると言うことはない。使い比べて自分に合っている方を使うべし。

始まったらあとは敵を探して殺られる前に殺るだけである。

が、最初のうちはどうしたら良いのか戸惑うであろうからちょっとした指針を示そう。
まずは横に走りながらアイボールで敵をロックオンできるように練習しよう。
いつ誰に狙われているかもわからないこのゲームで、立ち止まって狙うことは命取りである。
そして、敵を狙うときは足元を狙う。直撃は免れても爆風によるダメージを回避することは難しいからだ。

また、走っているキャラは急に立ち止まれないことを覚えておくと良いかもしれない。
前方に走っているキャラが突然後方に切り返すことは出来ないのだ。
走っているキャラの先を読んで狙いをつけるべし。

防御に関しては、攻撃を受けたらすぐに相手キャラのほうを向けるよう練習すべし。
その後やられても最初のうちはかまわない。いずれ素早く反応できるようになり、
対抗策も講じることが出来るようになろう。
とは言うものの複数のキャラに囲まれたら逃げたほうが良いだろう。
高いところに居るのなら段差を飛び降りるのが基本だ。

なんにしろ、大事なのは操作に慣れることだ。シンプルなゲームであるがゆえに
どれだけ操作に習熟しているかが顕著に強さに表れる。
何度やられてもその1コインは無駄にはならない。恐れずにさらなる戦闘を続けるべし。


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