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皆様が実際に聞いた言い伝えはなんでしょうか。

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妊娠中によく言われる言い伝えと迷信

妊娠にまつわる言い伝えはたくさんありますよね。
皆様が実際に聞いた言い伝えはなんでしょうか。
よく聞かれるものを、ピックアップしてみました。
また、以前のアンケートのコメントもご紹介しています。
(投稿してくださってありがとうございました)
個人的な考察も含まれていますのでご自分で判断してくださいね。
新しいアンケートはこちらです。

性別に関する言い伝え

妊娠中の楽しみに「男の子かな女の子かな?」がありますよね。
よく言われる言い伝えに

  • お腹が前にとんがっていたら男の子。
  • 顔つきがキツくなったら男の子。やさしくなったら女の子。
  • つわりがひどいと女の子(あるいは男の子)(こちらもご覧下さい)
  • 妊娠中、塩っ辛いものばかり食べたくなったら男の子
  • 腹帯に書いてある性別の逆になる

などのほか、多数あります。
また、男女産み分けの視点からの食べ物の取り方や夫婦の関係に関するコメントもありました。これは言い伝えというより産み分け法からきたものですね。

インターネットなどでパソコンが急激に利用が高くなった90年代には

  • パソコンで仕事をしている時間が長い母親(父親)からは女の子が生まれる

という噂が流行しました。おもしろいのは、普及した後の2000以降はあまりそのような話題がでないことです。これは携帯にもいえます。
男女の比率は国立安全保障・人工研究問題図8 出生性比の推移のグラフでも知ることができますが、急激な変化は見られないようです。リンクありがとうございました

言い伝えがたくさんあるのも、どちらが産まれてくるかが出産の楽しみの一つですからなのでしょうね。
ところで、話を読んでいると身の回りの数人の出産体験から言い伝えが「当たる、当たらない」と判断しているような感想を持ちます。いかに普段私たちが持つ「周りの人がこうだから」という常識が、数人の統計に過ぎないことが分かるように思えます。

実は合理的?お葬式の言い伝え

「妊娠中にお葬式にでてはいけない」という言い伝えは広くあるようで、知り合いに不幸があった場合手伝いに行くべきかどうか悩む方もいらっしゃると思います。
御葬式という死のイメージが強い場所に連れて行きたくないという気持ちもあるのかもしれませんが、その他にも理由があるかもしれません。
昔はお葬式では、女性は何時間も炊事したり、他の世話をこなしたりと労働しなければいけませんでしたよね。大家族の中では出産する年齢の女性は最下層の労働者でしたでしょうから、そのような重労働を軽くする為にいい伝えができたとも言われています。
また、家の中でもお寺でも何時間でも正座でしたし冬でも暖房もないこともあったでしょうから、あまり妊婦向けの場所とは思われないでしょう。喪服も着物ではきついかもしれません。

しかし、大変親しい親族だったり社葬など、お葬式に妊婦が全く出席できないと不都合がでるケースもありますよね。
その場合は「鏡をおなかの中に入れておくと(反射して)跳ね返す」という言い伝えがあります。参列する必要があればそれなりの逃げ道も用意されているのです。

「霊が魂を吸い取る」「鏡でそれを跳ね返す」などおどろおどろしい言い回しとは違い、生活に密着したその合理性に、ことわざも人が意図的に作っているんだなと思わせられます。

「アザができる」は便利な戒め言葉?

「火事を見るとあざのある子が生まれる」という有名な迷信だけでなく、「妊娠中転んだらアザができる」など、アザはよく妊娠中の言い伝えに出てきます。

もし、あなたが「妊娠中にこれをして欲しくない(またはしてして欲しい)」という行為を迷信を作ってコントロールしたいときにはどんな病気にしますか?あまり重い病気だと不安がらせすぎてデメリットだし、ウソだとすぐばれてしまいます。よく知られていない病名でも×です。多くの人が持ち、機能上あまり不都合のないアザなら「ちょうどいい」のではないでしょうか。他にもアザができるとされる迷信が多いのもそれなりの理由があるように思います。

人々が混乱する不幸で危険な火事現場付近で、妊婦さんが野次馬をしているのを愉快に思わないでしょうし、火消しや救済の手伝いを頼む訳にもいきませんしね。
「妊娠中にいい行いを心がけて欲しい」という気持ちは参考にして、アザに偏見を持たない気持ちも大事にしていきたいです。

もしかして、見かけで判断?妊娠中の食べ物の迷信

  • アワビを食べると目の綺麗な子供になる
  • ウサギの肉を食べると、ある病気になる(おそらくウサギの顔から連想)
  • たこを食べると体がぐにゃぐにゃになる(体が黒くなる)
食べ物に関する言い伝えには見かけに直接関するように思えます。 そして、多少日頃食べなかったり、独特の形をしている食べ物が挙げられていることが多いです。現代の栄養学でその食べ物らから言い伝えの信憑性を測るにしても、バランスよく食べることに越したことはないのではないでしょうか。
食事の場で妊婦の前で話題される場面が目に見えるようです。あまり過剰に怯えさせないで欲しいと願います。

「産む前に産着を縫うな」と「産後は目を使いすぎると悪くなる」はセットの言い伝え?

「産む前に産着を縫うな」と産後しばらくは布や綿でくるみ、お七夜などしばらく日にちが経ってから(この辺は地域によってさまざま)始めて産着を着せてそれを祝うものがあります。この伝承は妊娠から出産前後に赤ちゃんが亡くなったとき、親のダメージを少しでも減らせるよう工夫があるように、個人的には思えます。昔の死亡率の高さがうかがえます。
ところで、産む前に産着を縫わないと今と違って既製品もあまりない時代では産後に産着を縫うことになりますよね。「産後3週間は床上げをしない」という言い伝えによって産後は労働から保護されていますが、産んだばかりの母親が今しかないと産着を縫う光景が浮かびませんか。
産後は(人にもよりますが)体力が弱っていますので、栄養状態も現在と全く違う昔はあまり目を酷使してほしくなかったのかもしれません。私たちのおばあちゃん以前の世代が産後に新聞や本で目を「使いすぎる」とも考えにくいので(テレビもないし)目を使いすぎるのは裁縫のことではないかと考えます。
言い伝えも「脅し」の部分ではなく、根本の方針さえ意識すれば、昔の知恵をはじめて生活に生かせるのではないでしょうか。
出産事情も衣服の用意の仕方も、生活そのものがガラリと変わった今、この2つの言い伝えは終わろうとしているように見えます。(でも産後に目の使いすぎは気をつけてくださいね。大事な体の一部ですもの)

生活の変化に対応できない言い伝え達

「妊婦は2人分食べろ」という周囲の声に悩まされる人は少なくないですよね。
病院での食事制限(産院によって差がありますが、日本は厳しい傾向にあるらしいです)に格闘するマタニティライフを送っているときに、あれも食べろこれも食べろといわれると困ります。戦後や戦前の食料事情と現代とは全く違いますものね。

また、「産後は水に触るな」という言い伝えで里帰りしない人が困惑したり、という話も聞きますけど、以前は井戸水を運んだり、冷たい土間で朝早くから竈に火を入れてから始める食事の用意など家事労働が別物です。
私たちの親の代もそのまた親の代もさらにその上も生活様式そのものが変化し続けているのですから、親の体験がそのまま次に繋がらることは難しいかもしれません。言い伝えのような知恵も一世代で変わってしまうのなら、役に立ちにくいかもしれませんね。

言い伝えを上手に利用

上のように迷信や言い伝えには
「こうして欲しい」という希望の部分と脅したりハッピーなことがおこると言うような飴と鞭の部分
があるように思います。

例えば、「トイレを磨くと綺麗な子が生まれる」という言い伝えは
「トイレなど勤勉に掃除して妊娠中も(適度に)働いて欲しい」という部分と「綺麗な子が生まれる」というご褒美の部分がありますよね。
また、「妊婦はお葬式に出てはいけない」の理由も「故人の魂が入り込む」「故人がお腹の子を連れて行く」「霊がうんぬん・・」など地域や人によってバラバラで、最初に目的があってその後付けの印象もあります。

せっかくの先人の考えである知恵や意図は汲んで、「アメと鞭」の部分には過剰に振り回されないのが言い伝えを利用するコツかなと思っています。

世界中の言い伝え

googleで検索中に海外での言い伝えをいくつか見ることがありました。

妊娠中に月食をみてはいけない(インド)
妊娠中に足を組んではいけない(イタリア)
レイなど首にかけると赤ちゃんのへその緒がまく(ハワイ)
ナスを食べると子供の皮膚が黒くなる(フィリピン)
家の壁に釘などで穴を開けてはいけない(中国)
お腹が丸いと男の子(中国)
妊娠中にニワトリや豚肉を食べると、生まれた赤ちゃんが腹痛をおこす。(ミャンマー)

日本と全く違うのでとても興味がわきます。
他の言い伝えもぜひ知りたいです。

妊娠中の迷信、言い伝えアンケート

以前のアンケートのコメントもご紹介しています。

アンケートの第2回を始めました。よろしければご参加くださいませ。
妊娠中の迷信、言い伝えアンケート

ありがとうございました。



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