つわりの基礎知識と体験談

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プレパパの心得・・とは? 

妊娠検査薬で、マークが浮かび上がり、病院で妊娠がわかり・・・。待ちわびた方にとっても、突然だった方にとっても新しい生活がはじまりますね。少しでも参考になるような基本的なことを書いてみました。

つわりは人それぞれ

つわり及び、妊娠中の体調は本当に人それぞれです。まったく何の変化も感じない人から入院が必要な人まで大きな差があります。
「同じ妊娠なのだから、大体似たようなものだろう」という予想を大いに覆すのがつわりです。知人や親の体験=自分の配偶者の体験とは限りません(むしろ違うことの方が多いです)。今目の前にいる本人に聞いてみましょう。他人とつわりを比べることは意味がありません。

食事を作る過程が苦手。食べ物が敵になります。

つわり中もっとも問題になるのが、食事です。つわり中は食べ物に嫌悪感を抱くことが少なくないからです。
視覚からくる嫌悪感
食べ物の広告を見たくない。テレビの料理の場面を見ただけで辛い。
嗅覚からくる嫌悪感
台所のゴミのにおいだけで吐きそうに。ネギを手に持てない
などです(個人差があります)。
食べることそのものよりも、料理を作る過程の方が苦手かもしれません。ですから、つわり中はなるべく、料理は他の人に変わってもらうほうが悪化を防げます。
一時期のことですので宅配弁当などで臨機応変に対応したほうが夫婦とも楽になります。

もちろん、これらにも個人差があり、とくに変化なく食事を作れる人から毎日吐き続けて栄養をとれずに体重がどんどん減っていく人までさまざまですつわり中に嫌いになった食べ物

女性自身もつわりのことをよく知りません

例えば自分の母親は当然妊娠体験があるのですが、つわり全般について知っているわけではありません。「自分のつわり」を覚えていればまだいい方かもしれません。
というのは、現在でも妊婦向けの雑誌や本でもつわりの情報はまだまだ少なく、精神論で誤魔化してきた歴史が長いからです。(なにより産ませる側の男性社会にとってはつわりは隠しておきたい邪魔なものなのです。)
例えば「仕事をしている方がつわりが軽く感じた」という中軽タイプのつわりの経験者は「すべてのつわりは仕事をしていれば大丈夫」と思う傾向にあります。(実際はつわりが重くなってくると生活自体がこなせなくなりがちです)
また、義母が「私はつわりが重かったのに嫁がなんともないのはおかしい」という時も。

誰もが誰かの出産を得てこの世に生を受けるのに、つわりの共通の知識がないばかりに女性同士がぶつかり合うむなしさがあります。

まずは目の前にあるつわりを把握しましょう。

夫の臭いが苦手になります

つわり中に嫌いになる夫のにおい
つわり中に気になる夫の臭い
つわりなんでもアンケートから
旦那さんの臭いはどうですか?という質問の結果です。(投稿数は550です)
夫そのものが苦手になるというよりつわり中は人の生活臭に大変敏感になるので、

が苦痛に感じられるのです。上着は脱ぐ 早めにシャワーを浴びるなどした方がお互い気分がよいかもしれません(シャワーの湯気も苦手なので湯気湿気はなるべく飛ばしてください)

症状が重い場合は病院へ

一日に何十回も吐く。
水も飲めない。 
絶食状態が続いている。
(体重の3~5%が目安)体重の減少
トイレの回数が目に見えて減る、体重が急激に減る(脱水症状)。 
このような場合は病院に早めに連れていってください。
「病気じゃないから、たいしたことはないはずだ」というのは重いつわりには当てはまりません。
つわりが重くなって病院に行った方がいい妊婦さんほど「(つわりが重いので)一人で病院にたどり着けない」というジレンマがあります。
結婚したばかりで、回りに親や知人がいないときには旦那さんが付き添うことになると思います。
仕事が終わって家に帰ってくるころには産婦人科の診察時間はたいてい終わっているでしょうから、そのような場合は夜間連絡電話などでどのようにすればいいか具体的に相談してみてください。
特に脱水症状には気をつけてくださいね。

妊娠初期に基本的に注意すべきこと

妊娠は病気じゃない=通常の労働をすべき、とは違います。

妊娠初期はお腹もまだ目立ちませんが、一番流産の率も高く、とても大事なときです。
現在は妊娠中でも通常に働いたり、残業したりする女性も多いですが、なるべく休養を取れる環境が必要です。特に家に帰ってくるとぐったりと疲れを感じる人が目立ちます。
なるべく休めるよう促してください。

風邪など病気をうつさないように

妊娠中、特に初期は飲める薬が限られています。なかなか完全には病気をシャットアウト出来ませんが、なるべく病気などはうつさないようにしましょう。インフルエンザが流行するときには家族も予防接種を受けておくこともできます。

たばこ、お酒、薬は妊娠中は飲めません。

たばこは、低体重などはっきりとその害が出ています。妊娠中(授乳中も)のたばこは、禁止されています。お酒も、料理などに含まれている程度ならともかく、酔っぱらうほどのものはやめるように指導されています。(お医者さんによってはストレスがたまるぐらいなら少しぐらい飲んでもいいだろうという人と、絶対駄目という人など意見が分かれたりしますが、飲まずに越したことがないです)。
薬も、市販の薬であっても特に妊娠初期は勧められません。産婦人科にて(例えばお電話でも)相談してください。

にんにく料理はNG

1800人のつわり中に嫌いになった食べ物にもあるように、にんにくの臭いが嫌いです。帰宅前ににんにくの入った料理を食べるのはなるべくお控えください。

いつ周りに妊娠の報告をするかは夫婦で相談して。

妊娠初期は流産のおこる割合の一番多いとてもデリケートな時期です。会社の都合、家族との連携などの事情は人それぞれなので、お互いに妊娠報告する時期をよく相談して決めましょう。

アンケートのご案内


プレパパから、「どんなことをすればいいのか知りたい」という希望が多いので
アンケートをはじめました。よければご参加ください。
つわりを含め妊娠中の女性の立場、生活、体調は人それぞれです。
書いてあることが自分の奥さんにすべて当てはまるわけではありませんので、あくまで目安としてくださいね。
なにより目の前にいる本人に聞いてみるのが一番大切だと思います。

夫婦が子供を授かる時は、人生の中でみると若い時期だと思います。
つまり夫側も妻側も
(インフルエンザなどを除けば)たいてい健康で他の人の手を煩わせることもなく、
子供の世話であたふたする経験もなく、
配偶者の長期の病気の世話もしたことがなく、
親の介護の分担もまだの方が多いでしょう。
妊娠がはじめて夫婦の背にかかる負担となるのではないでしょうか?
(そうでない方もいらっしゃるでしょうが)

はじめて夫婦に降りかかる「協力しあって乗り越える道」が妊娠、出産であるとするなら、
そのときの対応が延々後をひくのは当然かもしれません。夫にあれこれして欲しいという妊婦側の要求を見ると不満に思う方もいらっしゃるでしょう。
誰もが毎日の生活に一生懸命ですから、夫だけに一方的な甘えの負担をかけるのはむしろ夫婦関係を悪化させるのではと危惧するのも自然なことだと思います。
とはいえ、妊娠中は体力的にも精神的にも負担が多いものです。
妻から夫への一方向だけの要求と受け取るのではなく、「パートナーが負担を伴うときに、協力しあう人間関係を作る」と考えてはどうでしょう。

つまり、自分が病気になったときに妻にいたわってほしいかどうかですよね。自分だけ助けてほしい人が妻からの要求を「つわりは病気やないから」ではねのけようとしても、誰が納得できるでしょうか?

夫婦として人生を始めたばかりのときにそのような協力体勢がない関係になると、のちのち老後までひびくという話まで聞くことがあります。(そういう意味では相手がピンチのときに助けるのは自分の為でもあるとみることができるかもしれません)
ですから、妻の側も妊娠中に夫にいろいろ「甘えさせてもらおう」ということは、今度夫に何か体調や生活面での危機があったときには、支える側にまわるということだと思います。

アンケートはこちらです。
プレパパにお願いしたいこと一言アンケート

まとめはこちら
プレパパにおねがいしたいことまとめ

つわりの基知識一覧表

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