つわりの基礎知識と体験談

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つわり体験集

吐きづわりの方

つわりは、主に吐き気、嘔吐、食欲不振、食嗜変化などの消化器症状が主ですから、吐き気はつわりの代表的な症状です。ですから、体験談も吐きづわりが一番多いです。
一日のある時間帯だけ感じる人から一日中吐き気を感じる人まで、一度も嘔吐まではいたらなかった人から出産まで毎日吐いていた人、その差はさまざまです。
吐き気や嘔吐は精神的にも辛いものですが、薬などが制限されている妊娠初期ではいかんともしがたい状況です。働いている人が多い現在で女性の約50%がつわりによって仕事に何らかの支障をきたし、約25%が仕事を軽減するか、休職しているとの報告もあります。

吐きづわりの食事の仕方

よく本などで見られる文章は、「つわりの間、あまり食べられなくても、3~4ヶ月目のころは赤ちゃんも小さくそれほど栄養も必要ないので、バランスのとれた食事をしなければならないなどと考えず、食べられるものだけを食べてください。」というものです。
赤ちゃんがいるから栄養のある物を取らなくちゃと思いつめて、さらにそれがストレスにという悪循環はさけたいものです。この時期に一番注意するのは脱水症状です。つわり中は水などの水分さえも吐き気で十分にとれない危険があります。体重の急な減少、トイレの回数が減る場合は特に注意してください。
(妊婦さん本人だけでなく周りの家族や知人も気をつけてあげてくださいね。)

ただ、そのままやり過ごしつつも一日のうち少しずつ食べられる人はいいのですが、本当になにも食べられないまどんどん体力が落ちてくる人がいます。できる場合は調子のいい時をねらって少しずつ食べてみててください。病院で「多少吐いてもある程度は吸収されているから食べるように」と指示されるときもあるようです。
一日のうちのわずかだけでも調子がいい時間帯がある人はチャンスです。三食規則正しくという考えは今だけ横に置いて、今だけは自分のリズムに合わせましょう。
吐き気が激しくのどや胃が荒れて出血する場合は水を飲んで吐きやすくするなどの工夫も聞かれます。

つわり中の食事の仕方につわり中の食べ方のヒントがあります。

吐き気がひどいときや、体重がどんどん落ちていくなどの、入院しなくてはならないほどの吐きづわりは、「妊娠悪阻」として別欄に移しました。そちらの方もご覧ください。

吐きづわりの生活の仕方

いましばらくの辛抱なので、なるべく無理をせずに自分の好きなことをしましょう!赤ちゃんのために、あれをしたら良いのだろうか、これをしたら悪いのだろうかと考えていると逆にストレスがたまります。ストレスはつわりの大敵です。

またつわりが軽い人は家に閉じこもっているよりは、気分転換をしたほうがつわりが軽くなりやすいです。散歩にいくとか、友達に会うとか。むしろ、仕事をしてたほうが体調がいいという人も。出来る範囲で、妊娠生活をエンジョイなさってください。
そして、 外に出ることでむしろひどくなる、仕事なんてとてもとても、と思ったあなた!、つわりの中でもひどいほうかもしれません。どうも、この、気分転換が出来るかどうかが、軽いつわりと重いつわりの分け目ではないかと思うのです。仕事にも行けなくなってきた場合だいぶつわりとしては重くなってきたとして無理はなさらないように。
重いつわりは出かけてもよくなりません。日本ではその辺が曖昧なので、ご自分で判断ください。

つわりで体調が悪い日でも仕事や家事はそう簡単に人に変わってもらえるものではありませんよね。特に仕事は、他の健康な人に負けまいとつい無茶をしてしまいがちでしょうが、今しばらくの間だけですから自分のペースを守ってくださいね。

昔のつわりに対する考え方

昔の妊婦向けの知識本では「つわりは甘えているからひどくなる」と書いてありました。さらに「望んでいない出産」「精神的に自立できていないとき」につわりがひどくなると書いてあり、現在のつわりに対する正しい知識をすり替えもしくは妨害してきました。具体的な信憑性はあまりないにもかかわらず、長い間つわりに苦しむ人を更に苦しめる結果となりました。それは英語圏のつわりに関するサイトではすでに否定されています。

「つわり=我慢」なのは、むしろ、現在つわりに対処できる方法がいかに少ないことを証明しているように思えます。
つわりは病気ではありませんが、むしろ、だからこそ世間一般からつわりの強弱を無視して普段どうりの活動をしいられています。

吐きづわりの方もつわりが終わったら多くの人が食欲がわいてきて、ここで栄養つけなきゃ、とばかりに食べてしまうことも多いようですが、反動で、体重が増えすぎないように気を付けてくださいね。

また、逆につわりがいつまでも終わらないパターンで、お腹だけが目立つ、痩せた体になる人もいらっしゃるようで、私は、個人的には、そのようなつわりは、病院に相談に行くべきだと思っています。吐き気止め、胃の薬など、病院でもいろいろと対処されています。とはいえ、これという打ち手がない今、そのまま返されることも多いのですが。

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