この辺用語の基礎知識 公開版
この辺(というのはRikoの周囲)で話しているといともたやすく変な用語が生まれたりします。そんな用語の説明文です。
- 信じるものは掬われる
- 信じるものは足元を掬われる。盲信はいかんよ、ということ。
- 大仏(おさらぎ)
- 「目を入れる」から、コンタクトレンズが入ってること。
- 大仏化宣言
- 「コンタクトレンズを入れてくるねー」という宣言のこと。
- あなどれん
- 「さすが だれそれ あなどれん」のように使う。…別に一般用語か…。
- えへへっ
- 嬉しいな!有難う!!ということ。(説明するまでもないか……)
例:「本買ったけど、読む?」
「えへへっ」
……これで「有難う!貸して!!」という意味である。
- 統一見解
- そんなことは全然明確にされてはいないのに、割と誰も彼もがそれを当然にしているような見解のこと。
- もしかして○○のことを誤解してる?
- ○○のことを、おもいっきり断定した後で、ちょっぴり不安になって、追加してみる言葉。実は消極的な同意を求める言葉でもある。だから「誤解してる?そんなことないよね?」と付け加えることも多い。それに対しての答えとしては、
1、肯定……「そうかも」
2、否定……「ううん。理解してる」
とがある。
96年6月18日、新しい切り返しが生まれた。
3、「○○さんなりに理解してるのでは(^_^;)?」
である。素直に「ううん。理解してる」と言えない時用にどうぞ^^;。
- 何かがチガウ…。
- 目的が何だかちがっていること。
例1:某所に出向していたNさんが、社内での英会話に参加した目的はRikoと本の貸し借りがしやすくなるから、だったという…。Rikoには有難いが…やっぱり何かがチガウ…。
例2:NさんがアメリカにNBAを見に行きたいのはナチョスを食べたいからだという…。何かがチガウ…。
例3:Nさんが晴明神社に行きたいのは、晴明桔梗のお守りがかっこいいからだという…。やっぱり何かがチガウ…。
- お箸の国の人だから
- 日本人の美徳とされる「謙譲」の精神や奥床しさを体現している場合に使うことが多い気がするが、要するに「日本人だから」。どっちかというと否定的な意味で使っているような気がする。「これだからアメリカ人は(Sさんが昔しょっちゅう言っていた…)(本人から訂正が入った。今もよく言っているらしい)」の日本版だろうか。
- 声援は惜しまないぞ!状態
- ……その名の通り。「頑張れー!」と無責任に声援だけはするが、手助けはしないぞ、といった状態。
「なんとか状態」は、これらに限らず、使用頻度が高い。
- 終わりの始まり
- にふてぃの某フォーラム某会議室での話より。だが何だか色々使える言葉なのである。終わりに向かいだしたような感じがする場合に使える。
- 「わら」「おおわら」
- 「笑」「大笑」のこと。文豪では「わら(変換)」で「笑」になるので、Rikoは「わら」と打っていたのだが、会社のPCでは変換してくれなかった。が、面倒なので、「わら」のまま使っていたら、この辺一部で定着したようだ。大体私は「笑」ってでてくるのを「わら」と読んでいるな、もともと。ひとは「わらい」とでも読んでいるのであろうか。
- ばくわら
- 「爆笑」のこと。上記に派生して、94年5月末にNさんにより作られた。
- 大丈夫の正しい使い方
- 「そんな薄着じゃ風邪引くよ?」「大丈夫、もうひいてるから」などというように、全然大丈夫じゃないことを、むりやり、大丈夫、と言いくるめる大丈夫の用法。「大丈夫。なんとかだから」という風に使われる。
- ぼんのる
- 「ぼんのうしちゃって」をいきおいあまって「ぼんのっちゃって」と口走って以来、愛用されている(?)……。
- 想像禁止用語
- 想像しちゃいけない言葉。いいだしっぺは確かSさんだな…。
- 二文字繰り返し言葉
- 「こまったなあ、こまこま」など。
傑作は「でんでん せんせん あせあせ こまこま」(by Nさん)
- 「でんでん せんせん あせあせ こまこま」
- 意味は明白だと思ったのだが、分からない人が多いため、解説。「ストッキングが伝線してしまって、焦っている。困ったなあ」
- 手書きnet send
- net sendやmailが出来ない間柄の時に、紙に用件を書いて渡すことを言う。一般的には「お手紙」っていうかも。ちなみにnet sendとはOS/2での技だった。が、OS/2は1.3と2.0しか知らないので今はどうなのかは知りません。
- 波状攻撃
- net sendで次から次へと攻撃をすること。batファイルを作って実行する、という手段が効果的だが、Nさんは直に波状攻撃を行う、という世にも恐ろしい技を持っていた。タイピングが速ければこその技である。それにしてもこれはすでに「故事」かな。net sendじゃないもんなあ。
- お手フロッピー
- お便りをするのに媒体に紙ではなくフロッピーを使用する場合。○澤さん<->Riko間で行われている時にこの呼び名がついた。機密性で「お手紙」に勝るが、即時解読が出来ない点で「お手紙」に劣るかも。省略して「お手」と言われることが近ごろ(94.7)多い。
- うるる
- ホームページのアドレスという言い方は正しくない。しかし、URLとは言いにくい。「だから『うるる』と呼ぼう」とNさんが96/6/16に言い出した…。よって現在、「うるると呼ぼう」キャンペーン実施中(^_^;。
(以下、2001/02追記)html3.2ではURLだが、html4.01ではURIと言うらしい。てことは、「うるる」ではなく「うり」か???
- らっことっぷ
- かれこれ何年前になろうか、Rikoの姉が床にねっころがって、借りてきたノート
PCをお腹の上に載せてキーボードを叩いていた。そして言った。「らっことっぷ」。
- ま
- 「〜しまう」の接尾語。つまり使うと「しまうま」になる。
例:「どあほうになってしまうま!」
「マ」だったら塩沢兼人の接頭語、という話もある。
- 自殺
- PCからUNIXにloginしている時に、PCが固まってしまい、泣く泣くリセットして、再び同じUNIXマシンにloginすると、前の自分が残っていたりすることが、昔はよくあった。その場合kill -9で前の自分を殺す以外にないわけで、その場合を「自殺する」と言っていた。ひどい時は日に十度も自殺したりしていた……。
- アメリカに行く
- mailの配信が遅いこと。配信が遅かった時に「アメリカ辺りに寄り道しているのだろうか」などと言ったことによる。配信が遅くなりがちなことは、「アメリカに行きやすい」と言ったりする。
- まっけ
- とってもとっても眠いこと。
語源は……「ぐーっと眠ってしまいたい」
->「(じゃんけんの)グーはとっても眠いという印」
->「ぐりこのおまけ」
->「ぐ、は眠さの度合いがまだ少ない。け、はとっても激しい」
->「まけ、辺りはかなり激しい」
->「まっけ!はとっても眠い」
となった。また、「まっけ症状」という言葉もある。言わずと知れた、「末期症状」との掛け言葉(?)である。
- 飛脚屋
- 郵便局のこと。
- 語録入り
- 言葉が「この辺用語の基礎知識」に入ることをいう。
「殿堂入り」のようにとても名誉あることなのである……わけがない(わら)。
- ちゃりらりら〜な気分
- 何かを教わったり、アプリケーションの便利な使い方に気付いたりして、「ちゃりらりら〜レヴェルが1あがった」気分になることがありませんか?
- 妖怪美女鼠バッチ
- 〆切前でひーひー言いながら残業したり、休日出勤していると現れる妖怪
何でこんな言葉が生まれたかというと、話せば長いことながら……Nさんが忙しくなりそうと言うので「それって土曜出勤になったりしない?」とRikoが訊いたのがそもそもの発端である。
「土曜日に走るバッチとかはないから大丈夫だと思う」
「……土曜日に走る『バッチ』という妖怪を思い浮かべてしまったわ……。土曜日に
なるとケタケタケタとか笑いながらオフィスを走り回る妖怪……」
「そ、それは怖いぞー。土曜日に限らず、日曜日とか月末とかに走るんだよ」
……このようにして妖怪バッチが生まれた。この会話から言って、当初は「バッチが走る」日に出てくる妖怪だった筈だが、京極堂に落としてもらったら、会社に寝泊まりしている時に家に帰りたいなあという意識が作り出した妖怪ということになるんだろうか、などという話から、「〆切前でひーひー言って仕事しているような事態に走り回る」ことになった。
そして、それが美女鼠になった理由はというと、ちょこっと残業することになったRikoにNさんが「バッチに気をつけてね」と言ったのがそもそもの発端である。
「鼠に気をつけるようなものかなあ?ほら留守番の時とか、鼠にひかれないようにって言うじゃない」
「しかし鼠にひかれるというのは具体的にどういう状態なのでしょうか」
「うーん。留守番→一人しかいない→鼠が我が物顔で走りまわる→人間が無視される、とかかなあ……」
「『ひかれる』ってのが謎だよね。車にひかれるのひかれるかなぁ。それとも「まー、なんて素敵な鼠さん」だろうか(ばくわら)」
「わっはっは。それじゃあ「鼠に一目ぼれしないでね」という意味だと」
「ええ。まさに。きっとハンサムとか美人な鼠がいるんだよ(ばくわら)」
……かような会話をした二三日後、はまって残業をしたNさんが言った。
「もーこれでもかってくらい魅力的なネズミさんがいてさー(/_;)」とか「妖怪バッチがそこかしこを走り回っていたの……」と。
したがってRikoは言った。
「……妖怪バッチってもしかしてイコール「魅力的なネズミさん」かしら。わら」
「ふはは。そーかも(^_^;)。妖怪の正体見たり美女鼠(わら)。しかし「美女鼠」ってどんなんぢゃ(^_^;)。」
かようなわけで残業することを「美女鼠のバッチさんに惹かれっぱなしだった」と言うに至ったのだった。
しかし私たちの会話って……一体なにものでしょう(^_^;。
- ルカワ状態
- 口数が少なく、一つ一つの台詞が短くなり、さらに毒舌になったり、辛辣になったりする状態。
- ごまちゃん状態
- のうみそがとけてただれまくって、「きゅうきゅう」ばかりいうようになってしまう状態。1994年2月から6月辺りに、Rikoがよくこの状態になっていた。何故か。……その頃スラムダンクにはまったんですね(^_^;。
- なぁんてね、ふふっ
- 言わずと知れた『ペケ』の岡本夢路嬢の迷台詞である。こう言われたら、言った人の名前か名字を言う、と言うのがお約束である。
例:岡本夢路「……なぁんてね、ふふっ」
お友達 「夢路?」
- にわか金持ち
- 金融機関で金をおろして、ふところを温かくすること。実は、自分の所持金は全然増えてない訳だが、(利子が付く対象が減った分、本当は貧乏になったのかもしれない)何となく金持ちになった気がするので。「瞬間成金」ともいう。原典は『COMBINATION』。
- インパクトの瞬間、ヘッドが回転する
- 「インパクトが強い」という意味で使用している。原典は『永遠のジャック&ベティ』の「インパクトの瞬間」だが、別にそういう意味で使われていた訳ではない。何しろこの話の中の「インパクトの瞬間、ヘッドは回転するのである」のインパクトが強くて、ヘッドが回転してしまったのである。
- 机が大挙して押し寄せてくる
- 訳文がわけわからなくなること。原典は『ネリマ大好き!』新井素子著。ほかにも「チューリップ畑がオランダまで続く」「庭の中に線路がある」などがある。
- 一日500回
- 技をものにしたければ、一日500回練習しろ、ということ。かなあ。出典は『SLAMDUNK』。
- 要チェックや!
- 重要なポイントをチェックすること。また、チェックしなきゃあかんな、と思うこと。出典は『SLAMDUNK』。
- それもちょっとさみしい……
- おお、コメントのつけようがない。わらわら。語源は『SLAMDUNK』。
- オレはなんて無駄な時間を……
- 言葉通り。過去に無駄な時間を過ごしたなぁ、と反省する時に云うことば。説明文はNさんより。出典は『SLAMDUNK』。
- さー行こーか
- 説明するんだとしたら「Let's go!」だろうが……。ちなみに原典は『SLAMDUNK』である。こう言われたら、いつか「さー行こーか」とリターンマッチを挑まなければならないのである。わら。
- お釈迦様でも気付くめえ!でも仙道君なら気付く
- 言いたい内容は「お釈迦様でも気付くめえ!」。しかし、『SLAMDUNK』の仙道君というキャラクターはものすごくてお釈迦様でも知らなさそうなことまで気付いてしまったりするのだ。したがって「仙道君ってすごいなあ」という気持ちをこめて「でも仙道君なら気付く」と続ける。
- わかりまてん
- 正式には「なにおってにるるかわかりまてん」だったかな。「何をいっているかわかりません」 出典は『彼方から』。また、『彼方から』そのものをさすこともある。
- それおいしい?
- 海のものだか山のものだか、なにものなんだか、てーんでわかりません、という時に使う。
例:「哲学って何?それおいしい??」
原典は……少なくとも私の原典は『シャンペンシャワー』だけど、
もっとほかに原典があったりするのかなあ。川原泉も使っていたと思うし。
- 黒もん状態
- かつて「黒のもんもん組」という謎なまんががあった。あまりにも謎なので内容が記憶の彼方に消えてしまった。このように見たり読んだりしたはずなのに難解すぎて内容をとんと覚えていない状態のことをいう。(説明文はNさんによる)
- 地平線の彼方にゴールがある話
- 『キャプテン翼』のこと。理由は……わかる人ならわかってくれる筈だ。
- 愛が試される話
- 『ハイスクールオーラバスター』のこと。
いやあ……漫画化したこれで、キャラを見分けるのが異常に大変だったのである。愛があっても見分けられないかもしれない位だった。
- 恋の予感
- 気になって気になって仕方がないような時に「これって恋の予感かしら…」というように使う。そもそもは『HOLD OUT!』の第一話が『恋の予感』というタイトルになる筈だったという、恐ろしい笑い話に起因しているが、これがよく使われるようになった背景には、宮○が「日渡先生(『ペケ』に出演)が気になる。この気持って、もしかして恋?」などと言い出したことが挙げられよう。
- 辞書
- 京極夏彦の本のこと。Nさんがそれを持っていたら「それ辞書?」とHさんが訊いたことによる。確かに辞書程厚い。特に『鉄鼠の檻』とか『絡新婦の理』は。
- おろ
- 『るろうに剣心』のこと。主人公の口癖による。
- 同志!
- 同じ意見だわ!ということ。出典は……やはり『エロイカより愛をこめて』だろう。
例:「私、水戸黄門でだったら弥七が好き」
「同志!!」
- いっぱい同志
- 意見が同じことが、たくさんある、ということ。
- 一緒、一緒よー
- 「一緒一緒よーと言って歩きたい」とも言う。「一緒だわねっ」ということ。「同志!」と使い方は似てるんじゃないかな。
- 眠たいようないい気持ち
- 世間では「うっとり」と表現する状態である。
- 全米プロボクシング協会
- NBAのこと。……どうしてと言われてもそうなんである。わら。
- お花に水をやる
- 平常心になること。出典は「STOP!劉備君!!(殿、それはなりませぬ)」
- 「役不足」の流川式使い方
- 「役不足」は正しくは「本当は主役をやる実力のある人がわき役をやっている」ような時に使われるべき言葉である。だから例えばバリバリ技術屋の人にワープロ仕事をしてもらっちゃうようなことが「役不足だよう(T^T)。もったいないよう」ということになる。ところが最近、全く逆の意味で力不足と同義に使われる例が多い。『SLAMDUNK』の流川も13巻で力不足と言うべき場面で使っている。したがって、それが「流川式使い方」。尚、Rikoも役不足の正しい意味を知りませんでした(^_^;。同年代は結構間違って使ってる様子。『お伽話が聞こえる』でも間違っていた^^;。戦国時代の漫画なのにねえ。聞くところによるとあべこうぼう(漢字に自信がないのでとりあえずひらく)も間違って使っていたとか。
- かり
- お昼休みにお弁当を買いに行くこと。「食糧を調達する」->「狩」から。
- ひかり
- 非かり。「今日はかりではありません」。要するに、「今日はお昼を用意してきたので、昼に買いに行く必要はありません」
- 総統
- 焼きおむすびのこと。「ヒットは焼きおむすびだよね」と言ったら、Nさんが「ヒットラー」と聞き間違えたため。ちなみにヒットな焼きおむすびはSevenElevenの。…でも95年くらいからみかけないなぁ…。
- 出撃
- 主に、Sさんが地球の平和を守るために戦いに出掛けること。
- きーっ!!
- Sさんのおたけびの一種。
- きーきーどーどー
- きー状態になってしまった人をなだめること。正々堂々からの転。
- あーもー状態
- 「ああ!もう!」と頭をかきむしりたいような状態なこと。
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