SECOND STRIKE! |
VS アラン |
T H E R U M B L E F I S H 2 |
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同キャラ戦です。もちろん五分の戦いになりますが、
ここで役立つことはそのまま自分の戦法の落とし穴でもあります。
しっかりと覚えておきましょう。しかしまあ、アランは勢いが大事なキャラなので、
リスクに怯えて動きが縮こまってしまうと却って逆効果です。
例えば、通常技キャンセルのアクセルはしゃがみSPで簡単に潰されますが、
かといってまったく使わないのかといえば僕は使います。
中段やヴァンガードによるガードクラッシュ、IB対策のヴァニシングローなど、
他の部分に注意を向けさせていればとっさのアクセルに反応するのは容易ではありません。
ただし動きが単調になると読まれますので、そこだけ気をつけて戦っていきます。
アランが窮地に追い込まれると、どうしてもヴァーチカルに頼りたくなります。
うーん! わかる! その気持ちとてもよくわかるよ!!
わかりますが食らってしまったらきっちりQRから反撃を入れておきましょう。
ちなみに個人的にはどうしてもヴァーチカルを出さなきゃいけないのなら強で出します。
強のほうがダメージが大きいですし、追加まで当てれば反撃は受けにくいですからね。
今まで散々書いてきましたが、アラン側の一番キツイポイントは、
SPSKとラッシュを繋いだ後です。どの技でキャンセルしようと、
ヴァニシングロー以外の技にはすべて立ちIBorGダッジで対応が可能だからです。
ヴァニシングローを貰ってしまってもそのまま大ダメージに繋がることは少ないです。
(絶妙の間合いだとカウンターヒットからダッシュLPが間に合いますが……)
勝負をかけるならこのポイントが最も確実性が高いと思います。
逆に、ヴァンガード・セカンドはIBを取りやすいものの、
まず確実に攻撃側はOAのコマンドを入れ込んでいます。
投げ間合い内なら投げで返せますので構いませんが、
極力ここでIBを取るのは避けたほうがいいかなと個人的には思います。
もちろん、相手にOゲージがなければ反確ですのでガンガン取って構いません。
また、ヴァンガードIB後ヴァーチカルで反撃するようにすると、
反応してOAを出されてもヴァーチカルのほうが無敵時間が長いため、
そのまま蹴っ飛ばすことができます。
(05/05/06・05/06/28一部改訂)
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まずはアクセルに対する対処法を知っておきましょう。
相手がアクセルを投げたくなる間合いは自分も投げたい間合いなので、
アクセル同士の相殺も頻発しますが、不意を突かれて投げられてしまった場合は、
素早い反応が必要ですがヴァニシングで相殺するのがいいと思います。
ただしあまりヴァニシングでの相殺に固執する必要はありません、
反応が遅れるとアクセルを相殺することができても、
その後のスキに相手のダッシュ攻撃が間に合ってしまいます。
弱ファントムフェイズ>ストライクバック〜クロスでも抜けられます。
ゲージを1本消費しますが、確実に攻守を切り返すことが可能です。
ただしストライクバックの入力が遅れるとカウンターで貰って浮いてしまいます。
アランにはめくり性能があったり下方向に強かったりする空中技がないので、
飛びこして反撃するのはかなりシビアです。タイミングがどんぴしゃなら可能ですが、
多くの場合アクセルに落とされるか、空中ガードになり地上技で落とされるでしょう。
極力ジャンプという選択肢は捨てたほうが無難と思います。
大ジャンプで大きく飛び越す場合は多少リスクが抑えられますが、
アラン側が予期して空対空を置いてくる場合もあります……というか自分はよく置きますw
ジャンプ攻撃を早だししたり、空中IBの準備を心の中でしておきましょう。
距離によってはダッジでくぐるのもアリです。具体的には近ければ近いほど有効です。
至近距離であればくぐった後通常投げが入ります。もっとも、
その間合いなら出掛かりをデヨで殴ったほうがハイリターンですが……。
投げが入らない程度に近距離の場合はガードが間に合います。
アクセルのガードゲージ削り量はかなり高いので、
アクセルの分削られなかっただけでも良しとしておきましょう。
それより遠くなるとダッジのスキにばっちり小足を刺されます。
ダッジ中に技を出そうとすると何を出してもカウンターで浮いてしまいます……。
あえて強気に行くならGダッジ>リバサヴァーチカルなどもいいと思います。
Gダッジの上半身無敵+ヴァーチカルの無敵で、
ギリギリアクセルをかわしきれるタイミングで出すと当てやすいと思います。
投げられる前に潰すということも大事です。空振りのリスクは大きいですが、
個人的に中間距離ではダッシュしゃがみSKの先端当てを多用します。
アクセルは前方へ踏み込みながら繰り出されるため、意外な距離からでも届きます。
ゲージに余裕があればAAから追加ダメージを奪っていくのもいいでしょう。
起き上がりに重ねられた場合は、重ねられ方次第ですがヴァーチカルやOAで返せます。
重ねが浅い場合はアクセルが完全に通過する前に無敵が切れて食らってしまいますが、
ヴァーチカル>CCOAなら確実に返すことができます。
通常技キャンセルで出された場合は、しゃがみSPで割り込むのが一番だと思います。
LPなどのほうが発生は早いものの、リーチがやや心もとなく、届かないことがあります。
(05/05/06・05/06/28一部改訂)
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さて、アランは受身狩りが強烈なキャラです。
自分が空中にいるときに地上のアランに撃墜されてしまったとします。
このとき、相手を飛び越すように前リカバリーすると振り向いてしゃがみSPで落とされ、
後方リカバリーをした場合はキャンセルでアクセルを投げられて、
アドバンテージを相手に握られたまま守勢に回ることになります。
仮にクイックリカバリーの場合でも状況はあまりよくなりません。
もっとも確実な選択肢はリカバリーを取らずにそのまま寝ていることです。
同じDゲージを使うなら、その後の起き攻めにIBを狙ったほうが確実でしょう。
GRもありますので、アクセルを絡めたキツい起き攻めをされることはないはずです。
ただしアランはGRを狩るのも得意なキャラです。
うかつな後方GRはサクッとダッシュで接近され、硬直にしゃがみSPを刺されます。
基本はそのまま寝っぱなし、相手がアクセルを投げてくるなら次からGRを考えましょう。
(05/05/06)
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1.まじジャンプ2段とか言ってガードゲージ減りすぎだよ!
そですね。あれガードしちゃうと一気にガークラされる危険度が大幅アップします。
ジャンプ2段に限った話ではないのですが、アランのジャンプ攻撃の中で、
Gダッジに刺さるものはありません。つまり、
アランに対してはGダッジ攻撃がかなり安定した対空攻撃になります。
直接着地硬直を取ってダメージを奪うことはタイミング的にかなりシビアですが、
LPなどをガードさせてアドバンテージを奪うことが可能です。
1フレーム発生のコマンド投げを持つキャラなら、
Gダッジ>弱強同時押し入力コマンド投げ でほぼ確実に迎撃できます。
ただしアラン側が技を出さずに着地して即再ジャンプした場合は空振ります。
間合い的にGダッジ攻撃を対空に使えない場合……
つまり真上から被さるように飛ばれた場合は、下をくぐってしまいましょう。
アランにはめくり性能のあるジャンプ攻撃がありません。
歩いてくぐるヒマがなければやはりGダッジでくぐりましょう。
早めのタイミングを心がければ、仕切り直しにはできるはずです。
余談ですが、仕切りなおしにするのを良しとしない人が多い気がします。
局面局面で必ずどちらかが傷を負うはずだ という具合の。
確かに逃げ一辺倒ではいずれジリ貧になって追い込まれてしまいますが、
相手の攻めをいなし続ければ必ず相手側に焦りが生まれます。
無傷で済んだらそれは勝ちなんだと自分は思いますが、どうでしょうか?
また、アランは長い地上L技を持ちません。
デヨや立ちSKは確かに強力な判定を持ちますが、空振りのスキが気になります。
そこで、牽制にはジャンプ攻撃も使っていく形になります。
アランの安易なジャンプをGダッジでくぐってアドバンテージを奪っていけば、
アラン側としてはシビアな立ち回りを強いられることになります。
2.ヴァンガードをIBしてもスパキャンOA食らうよ! まじムアkツク!
ヴァンガード被IB>OAはキャンセルタイミングが完璧なら連続ガードです。
それでガードを割られたら諦めてください。ただしアラン側は貴重なOゲージを消費しますし、
起き攻めこそ可能ですが、その状況ならダメージ自体はさほどでもないはずです。
ガードゲージもリセットされますしね。
さて、キャンセルタイミングが完璧でない場合、
つまりOAの攻撃判定発生までに猶予がある場合ですが、
画面端でなければ全キャラ共通でバックダッシュが有効です。
バックダッシュによりOAを空振りさせることができますので、
かなり余裕を持ってコンボを叩き込むことができます。
ここでアランのOAの性能を確認しておきます。
アランのOAは入力完成から無敵(投げ含む)になりますが、
暗転までには数フレームを要します。暗転後は初段の攻撃判定が即座に発生するため、
暗転前にレバーを後ろに入れていなかった場合そのままヒットするようです。
攻撃判定発生まで無敵は持続しますが、発生後は即座に無敵が切れます。
そこで無敵技を持つキャラは、ヴァンガードIB後無敵技を出すことで、
スパキャンOAが来てもかなりの確率で打ち勝つことができます。
無敵技>スパキャンOAが繋がるキャラ、あるいはOA自体が長い無敵を持つキャラは、
高いリターンを期待することができるでしょう。
また、OAそのものの1段目・2段目をIBすることで、投げで割り込むこともできます。
1段目IB>投げより、2段目IB>投げの方がフレーム的な猶予は長いっぽいです。
3.まじ中段見えねー上に減りすぎなんですけど!?
その代わり他キャラの中段と異なり、Gダッジを潰すことができません。
ただでさえアランはGダッジを潰せる必殺技がヴァニシングローしかありませんので、
他の技をIBもしくはGダッジするつもりで中段回避 なんてのもよくある光景です。
中段に限らず、アランのラッシュに対しては打撃で割り込みを狙うより、
Gダッジによる割り込みを狙ったほうがローリスクハイリターンだと思います。
4.飛び込むとなんか赤く光るヴァーチカルで落とされてすげー痛いんですけど?
ブロウ強ヴァーチカルはアランの強さを一気に押し上げてしまった強烈な技ですが、
弱はまだしも強はかなり攻撃判定の発生が遅いです。どういうことかというと、
相手の飛び込みを見てからコマンドを入れたのでは(少なくとも僕は)間に合いません。
「飛んでこないかな」と前もって意識して、あるいはレバーだけ入れ込んでおいて、
実際に飛んできたらボタンを押す、という具合です。
遠距離でアクセルも投げずにアランがウロウロしていたら、飛んでくるのを待っています。
待たれているのを感じたら、地上から攻めたり、空ジャンプなどで暴発を誘ってみましょう。
5.OA食らってアクセル重ねられるともう死ぬしかねーよ!
アクセルは重ねるタイミングでアラン側の有利フレームの長さが変わります。
大きく分けると、アクセルの先端部分をガードさせた場合と、
起き上がりにあわせてアクセルの終わり際をガードさせた場合の2つ。
先端部分をガードさせた場合、アラン側の有利フレームはそれほどありません。
その場からLPなどが届けば連続ガードにはなりますが、
ダッシュを挟んだりするともう連続ガードにはならないため、割り込むスキができます。
アラン側としては発生の早い技を使って連続ガードにしたい状況。
必然的にLPが来る確率が高まりますので立ちIBの狙える場面です。
起き上がりに重ねられた場合、無敵技を出せばモーション中のアランにヒットしますが、
無敵時間が短い技の場合無敵が切れると同時にアクセルに刺さって相打ちになることがあります。
終わり際をガードさせた場合、アラン側の有利フレームはかなりのものになります。
タイミングが完璧であればジョルトが確定ヒットするほどですが、
相手がアクセルをガードしたのを見てから出したのではさすがに間に合わないため、
その場合はリバーサルで無敵技を出すことで反撃できます。
ただし、よほど発生の早い技でない限り、アランに様子見されるとガードが間に合います。
あと、画面端であれば、リバーサルバックダッシュでアクセルをかわすことができます。
アラン側が冷静だとバックダッシュのスキをサクッと取られますが、
選択肢として知っておいて損はないでしょう。ヴァニシングローを重ねられた場合も同様です。
また、起き上がりにアクセルを重ねられた場合、投げ間合い内であればリバーサルで投げが入ります。
これはコマンド投げを持つキャラで特に重要です。
6.空中でお手玉されて地上に降りれねーよウワァァン!
空中リカバリーはリスクある行動であるということを認識してください。
リカバリーは相手の追撃を回避したり、あるいは迎撃したりが可能になるリターンがある一方、
読まれるとさらなる傷を負うことになるというリスクも内包しています。
確実に行くのならリカバリーは取らない。GRもしない。そこがプラスマイナスゼロの地点です。
よくある泥沼パターンが、飛んだところをしゃがみSP>立ちSKで落とされて、
思わず後方リカバリーをしたらアクセルが飛んできた というパターン。
じゃあ、といって前方リカバリーをすると、アクセルが来なかった場合下をくぐられて
同じように背中からしゃがみSP>立ちSKを食らいループしてしまいます。
確実なのはリカバリーしないことです。アクセルを投げられても上を通過していきます。
その代わり立ちSKの後ヴァンガードに繋げられると食らってしまいますが、
通常技でなければキャンセルアクセルは飛んでこないので、そこでリカバリーするといいでしょう。
ただし画面端でヴァンガード>セカンドとお手玉された場合、
その場リカバリーは立ちSKで狩られ、前方リカバリーはやはりくぐってデヨで落とされます。
キャラによっては勝てることもありますけれども……。
端から逃れたい気持ちはわかりますが、リカバリーしないのが賢明です。
この例に限らず、安易なリカバリーはアクセルを投げられて詰むことが多いです。
一度寝てしまえばGRがあるのでアラン側はそうそうアクセルを重ねることは出来ません。
冷静に考える時間を稼ぐためにも、不必要なリカバリーは極力避けましょう。
また、袴などはキャンセルアクセルに対して前リカバリーめくりSPが入ったり、
バズウならその場QR>LPorSPなんかが入ったりします。活用しましょう。
(05/07/13)
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