SECOND STRIKE!
VS ベアトリス
T H E  R U M B L E  F I S H  2

対ベアトリス戦・基本 ダストテイルを知る  空中エアリーを知る
3つの選択肢

対ベアトリス戦・基本

ベアトリスの強みは、強力無比な昇竜・ダストテイルをちらつかせながら、
長い通常技や空中エアリーディスクで相手のガードゲージを削り、
頃合を見てOAでガードを叩き割りつつ大ダメージを奪えることにあります。
また、地上技の性能も悪くありません。概して標準より長めのリーチを持っています。
空中技の性能はやや微妙ですが、空中エアリーが全てをブチ壊す強さなので問題ないでしょう。
全キャラ中随一の圧倒的な破壊力を誇るDAも強烈です。
ついでに言えばあの防御力の高さは設定ミスだとしか思えません。

はっきり言ってベアトリスに隙はありません。
極限的な話をすれば全ての攻撃は昇竜で返されます。
しかし、そこはそれプレイヤーは人間ですから全ての攻撃に対応できるはずがありません。
ベア側の思考を読み、相手は今何を狙っているのかを想定して、裏をかいていきましょう。

僕は、ベアトリス戦では3つの選択肢を意識しています。
これは、「こっちがどう攻めるか」ではなく、「ベア側がどこに狙いをつけているか?」です。
1つは、強力無比な空中エアリーディスクを振り回して攻めてくる場合。
1つは、こちらがアクセルを投げるのを待ってそこを刺そうとしている場合。
最後は、飛び込みを待って昇竜で撃墜しようとする場合です。
厳密にはもう一つ「ダッシュで突っこんでくる場合」があるのですが、
これは2つめの「アクセル待ち」と同じ分類でいいと思います。

では、それぞれに対応した作戦を、以下で述べていくことにしましょう。

(05/05/28)

ダストテイルを知る

その前に、ここでベアトリスの必殺技の性能に関してまとめておきます。 まずは、ベアのベアたる所以・ダストテイルから。

ダストテイルは強弱ともに攻撃発生まで無敵を持っていますが、
弱は攻撃判定発生直後に無敵が切れます。
引きつけずに早出しで対空に使ったりすると打ち負けることがあるのはそのためです。
逆に強で出した場合は無敵が長く続きますが、発生が遅くなり硬直も伸びます。

ガード時は弱であっても不利フレームが長くダッシュから反撃を受けますが、
ベアトリス側はCCしてOAに繋げられるためうかつに手が出せません。
上手いプレイヤーになるとこちらが動いたのを見てからOAを入力してきたりします。
その場合は素早いAAなど視認が不可能な速度の攻撃を出すか、
ちょっと歩いてOAを誘ってみたりします。

つまり「ダストテイルを誘って潰す」ためには、
ガードしてしまってはダメで、あくまで空振りさせる必要がある、ということです。
空振りさせればOAによるフォローはありませんから、やはり反撃が確定します。

では、ベア側が昇竜を打ちたくなる場面は? というと、
反確ではないもののベア側若干不利、というような場面になります。
具体的に言えばライズアークガード後などですが、
他にも流れの中で手を出したくなる場面があれば、そこはベア昇竜の狙いどころです。
あえてバックダッシュやぼっ立ちで様子を見てみることも必要でしょう。

とは言うものの、ベア不利な場面でもダストテイルを恐れて固まってしまっては、
到底ベアトリスに勝利することはできません。
基本的には有利な場面ではしっかり攻め込んでいきます。

また、実戦投入可能かどうかは未知数なのですが、
ダストテイルは飛び道具扱いのため、アクセルやヴァニシングをぶつけることで
攻撃判定を相殺させることができます。一応知識として抑えておいて下さい。

(05/05/28)

空中エアリーを知る

もう一つ、ベア戦で悩まされることが多いのが空中エアリーディスクです。
これを食らってしまうと地面にバウンドさせられ、追撃で大ダメージとなります。
追撃はダッシュから大足>ダストテイル>OAが確定ですが、
大足とダストテイルの間にSPを挟むプレイヤーもいるようです。
この場合QRで回避が可能になりますので、見過ごさないように。
(※5/29追記――高度調節が完璧だとQRも不可だそうです。)

さて、エアリーディスクには防御的な使い方と攻撃的な使い方があります。
防御的なエアリーディスクとは主に後方リカバリー後に出していくもので、
リカバリーを追撃しようと追いかけてきた相手を迎撃するために使用されます。
これを逆に返そうとするのは非常に難しいのですが、
アランはアクセルを投げておくことでとりあえず流れを維持できます。

攻撃的なエアリーディスクは飛び込みから使われるもので、
ジャンプSK>空中エアリーをガードしてしまうとかなりガードゲージを削られてしまう上、
空中エアリーをIBで取ったところで有利にはなりません。

最良の方法は、大ジャンプ昇り攻撃など、空対空で撃墜してしまうことです。
ガードされた場合でもきっちりラッシュを繋げばこちらが先に着地するため、
地上でヴァーチカルが確定します。Oゲージがない場合はブロウがかけられませんので、
Gダッジで下をくぐるなどして対処します。
空中IBがちょっと怖いですがそこは読み合いでしょう。

また、リスクは高いですがしゃがみっぱなしでいるのも一つの手です。
空中エアリーディスクには高度制限があり、ジャンプSKからキャンセルで出す場合、
かなり高い打点でSKを相手にヒットさせないと空中エアリーは出せません。
その場合、しゃがんでいればジャンプSKの空振りを誘えるということです。
もちろんSK以外の攻撃が来た場合は多少痛い目を見ることになりますが、
直接空中エアリーが来た場合は反応してガードに切り替えられるでしょうし、
狙ってみる価値は十分にあると思っています。

Dゲージに余裕があるのならダブルIBを取ることで反撃が確定します。
ただしダブルIBを取っても着地硬直が増えるわけではないので、
あくまで空中にいる間に落としていくことになります。

エアリーを出すタイミングで空振りを誘われることもあるかもしれませんが、
直接ヴァーチカルで落としていくのも手だと思います。
ベアトリスは浮きが特殊で、ブロウコンボにはやや持ち込みにくく思えるのですが……。
空振りを避けるためにも、可能な限り引きつけてから出していくようにします。

と、ここまでエアリーを撃墜するための方法を模索してきたのですが、
無理に撃墜する必要はありません。回避して仕切りなおしにできればそれでいいのです。
空中エアリーディスクは発生後若干前進する上、後方への判定が一切ありません。
エアリーは当たると痛い上着地を取るのも難しいのですが、くぐるだけなら結構簡単なのです。
この辺の呼吸は場数を踏むことでしか身につきませんけれども……。
ダッシュやGダッジ>バックダッシュなどで、くぐったら間合いを離して仕切りなおします。
もしも歩いて裏に回ることができるのなら、背後からLPで殴ることも可能です。

(05/05/28)

3つの選択肢

では、本題です。それぞれに対応した作戦を考えて行きましょう。

「エアリーで攻めてくる」場合は、こちらもジャンプで対応します。
ベアの空対空性能は決してよくはありませんので、読みが当たれば先手は取れると思います。
詳しくは「空中エアリーを知る」の項を参照してください。
こちらの飛び込みはバレて昇竜で待たれていない限りはかなり強力ですので、
十分に狙いを散らせたと思ったら積極的に飛び込んで行きます。
また、飛んできたときに歩いてくぐれるよう間合い調整をしておくのもいいでしょう。

「アクセル待ち」の場合、ベア側は中間距離でウロウロし始めます。
「アランとしてはアクセルを投げたくなるけど、実は見てからダッシュSPが刺せますよ?」
という間合いです。ベア側としては、いつでもダッシュできる準備をしています。
この状況では、やはり飛び込みで攻めて行くといいと思います。
デヨやAダッジ攻撃を牽制に撒いておくのもいいかもしれません。

「飛び込み待ち」の場合は飛び込むと昇竜で落とされて大惨事ですので、
アクセルを投げたりダッシュ攻撃で攻めたりしていきます。
ガーネットほどではないもののベアトリスのジャンプ軌道は緩やかなため、
ヴァニシングローで牽制してみるのもいいでしょう。

大別すると、こちらは「飛び込み」「飛び道具」「ダッシュ攻撃」の3つを使い分けて攻めて行きます。
ベア側の思考を読んで、あくまでこちらから攻めて行く姿勢を崩さないように。

また「何故昇竜が怖いのか」と言えば、昇竜の後にOAが繋がってしまうからに他なりません。
つまり、ベアにOゲージがなければ昇竜の怖さは半減すると言うことです。
そして、ベアのOゲージの溜まりはアランもびっくりするほどに悪いです。

OゲージはDゲージとは異なり、勝手に増えたりはしません。
つまりベアの攻撃に当たらなければベアのOゲージは溜まらないわけです。
「一切ベアの攻撃に触れない立ち回り」を意識していくといいと思います。
個人的には、ベアのOゲージは「自分がいつか食らうダメージのストック」くらいに考えています。

(05/06/28)

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