ダッシュこそ突出して早いものの、リーチ自体は短く、
デヨに代表される牽制技を振っておくことでタイフォン側も近寄りにくくなります。
また前作でタイフォンループと恐れられた空中コンボも不可能になったため、
(空中の相手にしゃがみSPをヒットさせても浮かなくなっています)
相対的にコンボの火力という面では低下が見られており、
前作ほど驚異的な存在ではありません。
……と、言うより、今作では相当厳しいと言われているのが実情ですね。
それでも縮頸砲(3ヒットする飛び道具)を絡めた起き攻めや、
ダッシュからのコマンド投げは完全に見切るのは難しいと思います。
ただしコマンド投げは発生に若干のフレームを要し、
間合いも狭いため、狙いどころがかなり限られています。
ダッシュやスカシから投げられた場合は仕方ありませんが、
ダッシュに対してはデヨで、ジャンプに対しては立ちSKで対処できると思います。
となると他に怖いのは当て投げですが、全キャラ共通のAAからのほか、
立ちSKが技自体に前進性能がついているため、コマンド投げの狙いどころになります。
タイフォンの投げスカリはモーションが短く、
完全に投げを読んでジャンプしても反撃が間に合いません。
反撃するためにはAダッジで回避する必要があります。
縮頸砲を絡めた起き攻めも縮頸砲自体のスキが前作より増大しており、
重ねられ方次第では必ずしも不利でもありません。
過度に萎縮してしまうと投げられてしまいますので、適度に暴れましょう。
画面端でなければバックダッシュも安定です。
なんにしろ火力の低さが致命的で、ラッシュコンボからOAを叩き込んでも
ダメージは満タンからゲージ一本の7割程度。
アランならOAなしでもラッシュからヴァンガードでそれ以上のダメージを奪えます。
じりじりとした体力の削り合いになっても、最後に立っているのはこちらだと思います。
(05/04/26掲載・05/04/27追記)
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