ソルジャーブレイド ◆メーカー◆ ハドソン ◆発売日/価格◆ 1992年7月10日発売/定価6500円 ◆ジャンル◆ 縦スクロールシューティング ◆ハード◆ PCエンジン/huカード |
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ストーリー |
21世紀。科学の進歩により文明はめざましく進化した――――――――――――
しかし、地球の資源は枯渇しその補給源を宇宙に求め、人類初のワープ装置“バイアスドライブ” (超高速推進器)の発明により外宇宙への探査(スターライトプラン)が始まった。
外宇宙資源探査団、その数は規模にして宇宙機動隊6部隊、人員にして約5000人にも及ぶものだった。 しかし探査開始から約4ヶ月後、その船団との連絡が突如途絶えたのだった・・・。 その後、地球政府の必死の捜索にもかかわらずその原因は解明できなかった。
そして3年の時が流れた・・・。外宇宙資源探査団が突如地球に帰還。 だが彼らは外宇宙異生命体に侵食され、ゼオグラード軍を名乗り地球政府に反旗を翻した。 突然の異生命体の侵略に成す術もない地球政府軍・・・・・・しかし、探査船団が 消息を絶った直後からこの異変を予測し対処するべく、 研究を続けていた一人の科学者がいた!
彼の名はジョン・ハワード。来たるべき宇宙時代に異星人襲来を予測して研究された、 超小型バイアスドライブ装備の重戦闘機“ソルジャーブレイド”を開発し学会に発表。 だが彼の意見は駆逐され学会を追放となり、現在軍所属のSIAチームへと転属されたのだった・・・。
SIA(Special Interception Airforce)特別迎撃空軍と名付けられたこのチーム。 一見聞こえは良いが、裏を返せば現社会体制からドロップアウトした落ちこぼれ部隊であった。
「エマージェンシー!エマージェンシー!! SIAチームはBブロックよりエイブラハム(輸送機)にて 出撃し、敵を迎撃せよ!」
しかし、宇宙に到達した彼らを待っていたものは、いくつもの閃光の中に浮かぶ 見るも無残な地球政府軍機の残骸たちであった。
「バカヤロウ!! 宇宙機動部隊がなんてザマだ!」
戦火の中をかいくぐって、ソルジャーブレイドは発進した・・・・・・
・・・えー。 なんて投げやりなストーリーなんでしょう(笑) まあこのゲームの肝はこんなところには無いので、忘れても良いでしょう。 ただ、・・・そうですね、「ゼオグラード」という名前くらいは、 覚えておいても良いかもしれません。 |
自機「ソルジャーブレイド V92」 |
◆方向キーで移動、Uボタンでショット、Tボタンでスーパーシェルと言うボム攻撃が行使できます。
◆伝統のセレクトボタンによるスピード調整も健在。このときのバックファイアの攻撃判定があるのも健在。
◆時々現れるパワーアップユニットを取ることで、ショットが変化します。
◆パワーアップユニットはスーパーシェルを使用することで消費します。3つまでストック可能です。
◆パワーアップユニットは3種類あり、同種のユニットを取りつづけることでショットパワーがアップします。
◆パワーアップユニットの種類によりショットの形態やスーパーシェルの効果が変化します。
◆自機が被弾するとパワーが1段階下がり、最弱状態のときに被弾するとミスとなります。
◆また、ユニットを一つでも所持していると、自機をトレースするオプション、「ガンボディ」がつきます。
◆ガンボディ(無敵)は一部の敵弾を防いでくれるほか、ショットで援護してくれます。
◆最強状態のときにさらに同種のユニットを取ることで、画面上の敵を一掃する「バーストアウト」を起こせます。
詳しいことは後日掲載予定の攻略を参照してください。
いままでのシリーズに無いフィーチャーがオプションのガンボディです。 敵弾を止めてくれるガンボディの存在により、 以前に比べてガタンと難易度が下がり、間口が広げられています。 |
では、用意されている各モードの紹介に移ります。
NORMAL MODE |
ゲーム的には特に取りたてて説明すべき部分はありませんが、
輸送機から飛び立つ自機、撃墜されていく味方機、そして
武装を変えては何度も襲ってくるライバルのような存在・・・
演出面で非常に凝っています。音声もテキストも有りませんが、そこには確かに「ストーリー」があるのです。
(レイフォースをそれなりにやり込んだ方なら、お察しいただけるかと)
CARAVAN STAGE |
「キャラバン」で使用されたモードです。むしろこちらのほうが「ソルジャーブレイド」の真髄です。
2分モードと5分モードがあり、それぞれ制限時間内に
どれだけの点数を叩き出せるかを競います。
(ちなみに2分は予選、5分は決勝でした)
このモードでは、ガンボディがつかず、 スーパーシェルを使うことが出来ません。 また、パワーアップユニットも1種類のみ・・・ そう、あの5方向ショットです。 |
そして、このモードには様々なボーナスフィーチャーが用意されています。
例えば、内側で壊すとボーナス、同時に壊すとボーナス、など。
ほか、このモードに関してのみノーマルモードと異なり、
俗に言う「早回し」をすることが出来ます。
早回しとは、画面上の敵を早く全滅させればさせるほど、 次の敵編隊の出現が早くなるシステムです。 |
さらに、敵編隊とは別に、スクロールにのって流れてくる「地上物」があります。
つまり、ハイスコアを叩き出すためには、
ボーナスをすべて回収 |
しつつ、
敵編隊を可能な限りすばやく破壊 |
さらにその合間を縫って
地上物を出来るだけ破壊 |
しなければなりません。
・・・このすべてを完璧に実行するのは不可能です。
しかし、試行錯誤をし、1ドット単位で自機を操作しながら、
自分のスコアを理論点に近づけていく作業は、
麻薬的な楽しさがあります。
2分・5分といったわずかな時間で1ゲームが終了するので、
その都度意識をきりかえられるのも大きな長所でしょう。
後一回、後一回と思いながらも気がつくと何時間も過ぎている。そんなゲームです。
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OPERATION 01 | 地球上空に建造されたゼオグラード軍の前線基地を破壊せよ! |
OPERATION 02 | ゼオグラード軍に奪われた地球上空の制空権を奪取せよ! |
OPERATION 03 | ゼオグラード軍に制圧された市街から敵勢力を排除せよ! |
OPERATION 04 | ゼオグラード軍機動兵器の宇宙への転送を阻止せよ! |
OPERATION 05 | 宇宙空間での地球政府軍を援護し、ゼオグラード軍の超巨大戦艦を撃沈せよ! |
OPERATION 06 | いよいよ正念場、ゼオグラード軍中枢を攻略せよ! |
FINAL OPERATION | ゼオグラード軍の残存兵力を殲滅せよ! |
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