ディーヴァ ナーサティアの玉座
◆メーカー◆
T&Eソフト
◆発売日/価格◆
1986年12月5日発売/定価5500円
◆ジャンル◆
シミュレーション
◆ハード◆
ファミリー・コンピュータ
DAIVA

ストーリー

マウトレーア暦3721年。一筋の閃光とともに一つの惑星が銀河から姿を消した。
そして・・・・・・・・・すべては惑星アルジュナの謎の消失から始まった・・・・・・・・・。

ヴィシュヌ銀河にはかつての繁栄の姿は微塵も無かった。
そこにあるものは、絶望と悲しみ、うす暗い復讐の炎・・・・・・・・・
この荒廃の影に潜む、破壊者の影・・・・・・・・・
シヴァ・ルドラ、元帝国宇宙軍総司令。
マータリ・シュバン・・・・・・・・・帝国艦隊を襲う宇宙海賊“紫宛の海賊”のキャプテン。

マータリ・シュバンは、銀河第三帝国の末裔と噂され、
その姿は海賊のイメージとはかけ離れたものであり、しかも若かった。
彼は3歳のときに、夢の中で皇帝になると予言され、その約束の地である惑星アシュビンを捜し求めていた。

時は流れ・・・・・・・・・惑星マトゥラーを壊滅状態に陥れたマータリ・シュバンの艦隊は、戦火の傷を癒していた・・・・・・・・・
その目前に、小艦隊が近づいてくる・・・・・・・・・艦長の名は、ア・ミタ−バ・・・・・・・・・
マータリ・シュバンは、待っていたかのようにア・ミターバを惑星マトゥラーへと導いていった・・・・・・・・・

・・・・・・・・・マータリ・シュバンは、永く捜し求めていたナーサティア双惑星を捉えていた。

(取説1nより)

・・・えー。何の事やらさっぱり理解できないと思いますが、それもそのハズ。
本来「ディーヴァ」は7つの作品からなる壮大なスペースオペラなのです。


ゲーム内容 (取説2nより)

ゲームの目的は、マップに表示されている敵の惑星14個をすべて占領することと、
マップに表示されないヴリトラ製造惑星と本星のナーサティア双惑星を探し出し、攻略することです。

ヴリトラとは、惑星破壊を目的として作られた巨大な人工有機体で
黒龍を思わせ、宇宙空間の何処かでヴリトラ製造惑星を絶えず建造しています。

また、敵の本星、ナーサティア双惑星はゲームを何回かやり込んでいくうちに
少しずつ解き明かされて発見できるようになります。

ヴリトラ製造惑星が完成すると、ヴリトラがプレイヤーの本星を襲い、
ゲームオーバーとなりますので完成する前に発見し、破壊しなければなりません。

ヴリトラ製造惑星は、時間が過ぎるにつれだんだん完成していきます。
ただし、惑星戦で制圧すると、建造状況を初期化することが出来ます。
シナリオの終盤にならなくては破壊することは出来ません。

勝利を収めるためにさまざまな戦略・戦術を駆使し、宇宙空間・惑星上で戦闘を行ってください。

ゲームパートは大きく二つに分かれます。
マップ上で敵艦隊と遭遇したときに突入する艦隊戦と、
敵惑星を占領するときに突入する惑星戦です。
次はこの二つのモードの説明に入ります。


艦隊戦

画面を左右に分けて戦うシミュレーション戦闘です。

味方の陣地に、味方の艦を配置し、配置された艦は正面に向かって攻撃します。
敵の頭は悪いので(笑)、良く考えれば戦力で負けていても勝利することは可能です。

詳しくはこちらの攻略を。


惑星戦

惑星制圧の為に、ドライビング・アーマーというマシンを駆って
直接惑星に降下する強制横スクロールアクションパートです。

操作は十字キーで自機を操作し、ボタンでブラスター発射と言う単純なものですが、
惑星ごとに「重力」というパラメータがあり、強いほどジャンプが低くなる代わりに
横移動が早くなります。これにより、惑星ごとに若干操作感覚が異なります。

詳しくはこちらの攻略を。


生産モード

惑星戦に勝利すると、生産レベルと言うものが上昇していきます。
味方本星においてこれを消費することで、新たな味方艦隊を生産することができます。

消費した生産レベルは、時間により元の値まで回復しますが、あまり時間をかけると
ヴリトラ製造惑星が完成してしまいます。

ほか、新たな惑星を攻略したり、敵艦隊を撃破すると、やはり最高値まで回復します。
(新たな惑星を攻略した場合はその分が上乗せされる)

味方艦隊を増強すると、惑星戦時のドライビング・アーマーの耐久力も上昇していきます。
難しくて攻略できない惑星が有ったら、艦隊強化に励むと良いでしょう。
この辺のバランスが実に絶妙であります。


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